昨晩だか、「だいたいできた〜と源氏物語」というタイトルのものを書いて24時間くらいなわけですが、
その時点で「読もうかな」と思っていた一冊をすでに今現在は読破しています……本のおたく、さすが仕事が早い(自分で言う)。
私がいま読んでいる「源氏物語」は角田光代版なのですが、その関連でおすすめとかに出てくる「いま読む『源氏物語』」ですが、めっっっっっっちゃおもろでした……レビューに一気読みしたとかあったけど、もれなくそうなりました。
こちらのURLが河出書房新社の公式ページになるのかな?
いま読む『源氏物語』(河出新書 -74)
角田光代 著/山本淳子 著
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309631776/なんなら先月発売したてホヤホヤで、大河ドラマ「光る君へ」の冒頭あたりも見ていた時期に対談されていて、ほとんど最新の視点が入っていると言っていいと思います。電子版もあります。
とくに本編を読んでいて気になっていた「藤壺は光君のことを好きだったのか?」という点についてはバッサリ解説してあって、読みながら「これはもしや……?」と感じていた点ががっつり解消されてもう、あー買ってよかった! 女性の研究者さまありがとう!涙 ってなってます。
ドラマ自体もより楽しめそうですし(母に敦康親王と道長の件についてこれこれこうではないかなどの予想を言ってしまったくらい笑)、
そして何より、いろいろと今自分が書いている素人の気晴らし小説にも参考になるというか、ちょっと説明はしづらいのですが、考え方のヒントになる気がしています。おこがましいことではありますが。
なんというか、「そうしなければ生きていけなかった。だからあれは演技の可能性がある」のところあたりは、うわ〜〜〜! となりました。ああ違和感の正体が解消された……そしてそれは〇〇〇〇のなかで山本が感じていたことじゃないか……(伏せ字の文字数は適当です。ネタバレしないように笑)。
昨夜につづいて自分の創作に七転八倒してるんですが、結果的にそれが七転び八起きになっているので問題ないんですよね。
これがやりたくておたくやってるんだもの。ハハハ笑。