こんばんは、ご無沙汰しています。
更新が止まっている理由のひとつに仕事に手一杯なこともあるんですが、もうひとつ理由があります。
これは2023年のはじめにミュージカル「エリザベート」を久しぶりに観たことに端を発しているのですが……
いや、そもそも、以前から自分の中にあったもやもやでもありました。
今期も朝ドラ「虎に翼」、そして大河ドラマ「光る君へ」を非常に興味深く観ています。
そして現在、「虎に翼」の一挙再放送直後。
そして…とある法案が…(言いたくもない)
居ても立っても居られなくなりここに書いています。
-------------
なんとなーく、なんとなーく、作中でもみそらや葉子ちゃん、そして美咲あたりでこっそり語らせてきた女の自立的な部分ですが、そこにどう踏み込むか、どこまで「たんなるアマチュアの趣味の小説」で踏み込んでいいのか、その塩梅を決めあぐねていることが、手が止まっている大きな理由です。
いま下書きが進んでいる章があり、ほぼ流れとしてはできあがっている。
ただ、上記の理由、そして作中で取り扱う演目もあいまって、どこまで踏み込むかを迷っています。
そんなときに出てきたのが「光る君へ」であり、この「虎に翼」です。
わたしは女子高出身なので「女子高は女子が女あつかいされず、自己を一個の人間として見つめ、アイデンティティを確立するきっかけを得ることができる学校」だと考えています。
この感覚はちょっとみそらにも反映されていて、三谷も逆の立場から似たようなことを理解している(という設定)。
そしてもちろん、みそらたちの世界にはあの戦争もあの戦争も例の法案もありません。
その中でも彼女たちなりに思うことはあって、それをうっすらと書いてきたつもりだったんですが、もう、「エリザベート」を観てから「うっすらでいいのか?」という自分への問いが消えなくなっています。
だからいまは「虎に翼」に頼りながら、もう少し自分の中の考えと、「アマチュアの小説」としての落とし所を見つけたいという気持ちです。
更新を待っている人はほぼいないとは理解していますが、いま、こういう状況です。正直危機感もある。
だから、それを見つめながら、自分の中で、この思いをどうにか小説にぶつけられるよう、あがいてみたいと思います。
「100年先のあなたに会いたい 消え失せるなよ さよーならまたいつか!」
みそらたちにもそう言いたいのです。どうしても。