• 現代ドラマ

取材とケレン味、先生と生徒。

どうもこんばんは、山本です。
毎期、ドラマは最初の頃に何本かチェックして、その中で最終的に1〜2本に精査されていくんですが(大河ドラマと朝ドラはレギュラーなのでカウント外ですw)、今期、予想を超えて面白いと思っているのが「二月の勝者」です。

作者さんのついったのプロフに

「取材命ですが物語の構築的には事実よりもケレン味を取るよ」

って書いてあったのが印象的だったのですけど、ドラマを楽しみたかったのもあって原作は読まずにいたんですが、ほんとこの通りなんだろうなと。

何がいいって、子どもと大人、それぞれの目線や課題が2軸で展開されているところだと思います。クロッキー(黒木先生)だって超人みたいな雰囲気なのに、課題は抱えているし。

今日(というか昨日)の回もそうですけど、クロッキーが「ビジネス」的な発言するわりには子どものことをよくわかっていたりとか、先生たちが子どものために奔走するのを見てて、どうにも同じ「講師」をやったことがある人種として感情移入してしまいました(苦笑)。
葉子ちゃんも同じだし、わたしもそうだったなあ……(塾じゃないけど…)と思って……なんか懐かしくなりました。

生徒側には伝わっていないことって、けっこうあると思うんですけどw でも、それでもいいんですよね。生徒を守るのが先生の仕事なので。

そして、そんな「講師の心、生徒知らず」ではないけれど、でも先生との距離感にちょっと迷っているのが、目下執筆中のみっちゃんメインの十一章になるんだと思います。

書き始めはそこまで意識してなかったですが、おそらく第一章「望郷と憧憬」の対になるような立ち位置の話になるんじゃないかな、と思っています。
すがすがしく「望郷と憧憬2」とかにしようかとも考えたんですが、さすがに手抜きかな……と思い直して、いま、別タイトルを検討中ですw

この話、やっぱりみっちゃんメインだからか、番外編かつ別作品扱いになってる「色彩と律動」とも通じる雰囲気があって。筆は遅いですが、個人的にはとても楽しく書いています。
しかもその時間軸に近いので、思い切って「色彩と律動」を本編側に正式に番外編として、時間軸も合わせて移植しようかなあ、なんてことも、同時に考えています。

それにしても、ふと思ったんですが。
みそらのほうがけっこう深淵を覗くタイプで、みっちゃんって逆に上向いちゃうタイプなのかなと、最近思いました。
それは生まれや育ち方の違いなのだと思うし、今回はそういう話にもなってるかなと思っています。
……今回って言ってるけど、いま更新してるの、まだその前の章だけどね!

なので、そろそろ更新にも手を付けたいのですが、今週末から一週間くらいがけっこう仕事が鬼スケというか、つねにガントチャートが炎上しているのでw 笑っときますがw 更新できない気がします〜〜〜……

それでも、前に進んでいるし、私は彼らの話を書くのが本当に好きなんだなあ、なんてことも思ったりしています。

というわけで進捗報告でした!
十一章も八割ほどいけたと思うので、更新までもうちょっとお待ちくださるとうれしいです。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する