• 現代ドラマ

「色彩と律動」の話 その3

というわけでやっと3を書きます〜! 需要があるかどうかは知らん!(しかもこんな時間に書くな)(せめて仕事して)

前半は演奏会のモデルであるアリスちゃんの話でしたが、後半は三谷が弾くドビュッシーの「版画」から『雨の庭』です。

この執筆中に聞いていたのは、クラウディオ・アラウの「版画」でした。以下あっぷるさんへのリンク。

■Estampes: III. Jardins sous la pluie
https://music.apple.com/jp/album/estampes-iii-jardins-sous-la-pluie/1453098222?i=1453098766

わりと感覚的にドビュッシーを弾く学生は多いと思うのですが、アラウじいちゃんのドビュッシーは、とても理論的だと感じました。そのあたりが三谷っぽいなとも思ったし、なんならこれを聞いたので『色彩と律動』を書いた、というのも真実です。笑
書きたいシーン、というよりも、書きたい曲が先行することが多いのです。

もう多くは語りません。無粋なので。
でもあまりの構成の美しさに脱帽すること間違いなし。ぜひ3曲通しで聞いてもらいたいです。ああなんて美しい……

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番外編カッコカリの執筆中はWESTの曲を聞いていたと書いていましたが、昨日くらいからいつもの推しのグループにプレイリストを戻しました。
なんらかの理由で体が合わないと聞けない、というのはよくあるので、今回もそのターンかなと思っていたのでWESTを聞いていたのですが。あらためて聞いてみると、しっかり本拠地に戻ってきた感覚です。

そしたらなんだろう、ちょっと目が醒めたのかもしれないですが、やっと修正の文章がまとまってきたというか。
昨日、『色彩と律動』を(おちょやんでイライラした反動で)読んだところ、「我ながら隙の少ない地の文だな……?」とふしぎに思っていたのですが。
おそらく理由はこれでしたね。笑 いつもの曲じゃないから文体にゆらぎが出ていたんだなあ。

初稿で8割5分のアウトラインが引けるので、残り1割半っていうのは、ほんと、地道な調整、削る削る削る削る、の作業なんですよね。(ちなみに初稿時からさっきまでで2千字削ってますw)
めんどいけど、それがはまるとキャラたちの心情にもう一歩深く踏み込めるので、この手間を惜しんだことはありません。

それを支えてくれるのもまた、自分の好きな音楽なのだな、――と、結果いつもそういうところに帰結してしまうのですが、それもまた、自分なのだとも思います。

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