カクヨムWeb小説短編賞2019に応募した「ウルティマ・トゥーレの大河」が、中間選考突破しました。
小説を賞に応募すること自体が初めてなので、中間選考を抜けられてめちゃくちゃ嬉しいです。読んでくださった皆様、応援してくださった皆様、本当に本当にありがとうございます。
去年の三月頃は、中間選考結果に並んだ名前を見て「いいなぁ」とすっごく憧れてたのを覚えてます。「来年、俺も行ったるで」みたいなポジティブな憧れではなくて、応募するような小説もなかった自分には届きようがない、メディアの向こうの人に持つような憧れです。あれ、大袈裟って思われるかな、いや、みんなそうじゃないんですか?
まぁ、とにもかくにも自分には、中間選考を通った方々は決して自分の延長線上には居なくて、あっち側とこっち側で違う人だ、みたいな感覚がありました。その上で今回選考を抜けたので「同じ土俵に立ってんじゃん、すごい」って変に浮かれています。
今回、参加して良かったなと思ったのは、去年の二月末に投稿した小説でも、ああやってたくさん読んでもらえたことです。
Web小説は鮮度が命と思っているところがあるので、たくさんの新作に埋もれてしまうだろう、って推測してたんです。ところがどっこいカクヨムコン短編をたくさん読んでいる方に見つけてもらってなおかつ紹介してもらえたり、以前読んでくれた方が再読して改めてレビューしてもらえたり。自分の小説は応援されるものなんだーと感慨深くて、すっごくじーんときました。ただただ嬉しかったです。
これから最終選考が待ち構えていますが、ひとまず、一年ぼんやりと憧れていたところに名前が載った、この嬉しい気分にじっくり浸りたいと思います。
改めまして、皆様、本当にありがとうございました。
これからも、「面白かった!」と言ってもらえるような小説をつくります。