話が冗長になります。登場人物の気持ちに沿って書いていると、物語と言うよりは会話や心理描写がくどくなります。丁寧と言えば聞こえは良いですが、実際には簡潔に説明できないだけなのです。
現実生活でも、よく何を伝えたいのかわからない人がいますが、私はそういう頭の中でまとまっていないうちに言葉でアウトプットしようとする人間の創作者版です。小説内で何を伝えたいのかわからない状況に陥っております、
伝えたいことをスパッと書ければ読者的にも読みやすいのでしょうが、人間の心というものは最適化されているんけではありませんので、フィクションの中でリアルを求めるのであれば、心理描写も当然まとまらず、要領を得ないものになるでしょう。悩みの少ない自意識の高い人間であれば、心理描写も短く表現できるのでしょうが、そういった人物がドラマチックなストーリーの主要人物になることは少ないと思われます。少なくとも青少年の苦悩と挫折、成長を軸とした青春小説であれば、主人公は年相応の悩みを持つ青年になりますから、自信なんて微塵ももっていないでしょう。
もしかすると、私のキャラ造形がよろしくないのかもしれません。そうなると、今すべきことはイラストの練習でしょうか。神絵師を目指してクリエイター用PCを購入するところから始めます。
こういうところが要領を得ない、冗長な話なのです。