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会話主体の小説が好きです。

会話主体の小説が好きです。

地の文が苦手ということもありますが、単純に会話を読み続けるほうがテンポ良く、読みやすいと感じるからです。マンガやゲームはその類でしょう。視覚的な情報がある分、解説を省略できるのです。強みであり弱みでもあります。

小説は文章で綴られたこと以外は伝えられません。人物も環境も伝えなければ、読み手の想像力に一任する他ないのです。叙述トリックと呼ばれるものはその特徴を巧みに利用しています。敢えて説明しないことで読み手の意表を突くのです。サプライズというものです。

私はそんなサプライズが好きです。だからこそ、会話主体の物語が好きなのでしょう。推理物を書いているわけでもないのに、そんなことをすれば、ただただ説明不足の駄作が出来上がることは目に見えていますが。好きなものでも、入力と出力とでは可不可が異なるということなのでしょう。

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