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黄金のレガシーのはなし

いやあついに発売ですね!FF14の新拡張、黄金のレガシーが!私はワクワクしすぎてクリアしちゃいました!

なのでこれ以降はネタバレの嵐です。気をつけてね。












【トラルのガキから王になれ】
今回は王位継承レースとその後の二本立てでした。暁月で大きな節目を迎えたのでどうなるかワクワク半分ハラハラ半分でしたが、まずは前半のハラハラ部分から行きましょう。

まず、王位継承レースってなんじゃい、と思ったんですが、どうやら7つのジムバッジを集めてポケモンリーグに到達した奴がポケモンマスターになれるらしいです。あるいはSBRでした。

その過程で4人の候補者の問題が明らかになってきました。長兄かつ唯一トラルの王の血縁者であるジェネリックゼノスことゾラージャ。圧倒的な力で他国を侵略しようとしているヤベーやつです。でも自分の力だけで全てなんとかしようとしているので王に全く向いてません。

次兄のコーナは養子でミコッテ。シャーレアン魔法大学に留学し、エーテライトとか気球とか自国に持ち込んできました。でも民の気持ちとか考えないし口下手なのでぶっちゃけ宰相ポジが似合う。

長女のウクラマトも養子でロスガル。気は優しくて力持ち、民にも優しい人格者ではありますが、実績が無いので民には冷遇されています。可哀想。二次創作の魔理沙と同じ匂いがする。

そしてトラル王と同じ双頭のマムージャだけど血縁はないバクージャジャ。映画時空じゃないジャイアンとスネ夫。分かりやすいヒールですね。

今回は暁の仲間の一部がコーナ派閥にいて、我らが天の果てまで行って終末をボコってきたゴリラ英雄ことヒカセンはウクラマト派閥にいるのでワンチャン暁vs暁が勃発するのでは!?と楽しみにしておりました。

んなこたあなかった。途中でサンクレッドが道を崩落させて邪魔してきた以外は何もなく馴れ合ってました。不満点+1。

今回は徹頭徹尾、ウクラマトの物語です。ぶっちゃけて言うと継承レースを通じて成長して王になります。光のジョニィ・ジョースターみたいなもんでした。

なので我らがゴリラはひたすら添え物に徹していました。賛否両論あるようですが、私は矢面に立たないヒカセンが好きなのでよかった。不審鳥でやればよかった。

それより気になるのはバクージャジャとゾラージャの扱いの悪さでしたね。特に食の試練。先攻のウクラマト&コーナチームが満点出して、あとの2人が後攻でダメ出しくらってるのは料理バトルとしていかがなものかと。しかも負けた方はジムバッジ貰えないから実質退場だし。

結果、バクージャジャはウクラマトの実父を盾にして脅したのに色々あって敗北。ゾラージャもルール破って敗北。コーナはシスコンだったしやっぱ自分が王に向いてないと自覚したので敗北。勝負のつけ方がなんか捻りなかったですね。不満点+10。

でもヴァリガルマンダがちゃんと原作(FF6)通り氷付けになっていたので満足点+100です。



【やりたかっただけだろ!】
で、王になったウクラマトを置いて北アメリカへと旅立ったゴリラは西部劇的展開に巻き込まれ、漆黒に腎臓を刺され、ミコッテの村でちょっとなんかやったら雷のドームがいきなり出現し、中からスターウォーズ的な戦艦が出てきました。詰め込みすぎだろ!

色々あってサイバー化したゾラージャが実父である前王を殺してお通夜ムードになったかと思いきや、ゴリラ達は漆黒要素ムンムンのロスガル達と一緒に有人在来線爆弾で敵基地に突入。アンケ振るわなかったからテコ入れ入った週刊少年誌の如きスピード感でした。

ぶっちゃけここ、有人在来線爆弾以外いらなかったです。ウクラマトが王になった時点でゾラージャには攻め込んで欲しかったですね。西部劇やるならやるで、しっかりやって欲しかったです。



【そしてFF9へ】
敵基地に乗り込んだ後からガラッと話が変わりました。別の鏡像世界からやって来たアレクサンドリア女王、スフェーンがガーネット姫にしか背負うことを許されないBGMと共にやってきました。

そこからはもうFF9だし、世界観が変わります。アレクサンドリアは高度過ぎる文明を持っており、エスタみたいな近未来都市を本拠にしていました。FF9どこいった。

ここからは希望の園エデンと同じで、FF9ではないんだけど(激ウマギャグ)FF9をやってきやがりました。最終エリアは記憶の場所だし、君の小鳥になりたいみたいな劇やるし、どっかで見たエアキャブやゴンドラもありました。

最後のIDは記憶の中のアレクサンドリアに行くわ、ラスボスは永遠の闇ならぬ永遠の女王が襲いかかってくるわで大変です。人の魂を奪っていくってそれテラ側のやり口〜!

ただ、雑な部分が見受けられたのは看過できないです。雷属性エーテルに冒されて全身麻痺になった人が多かったみたいな話がサラッと終わったり、サイバネゾラージャやスフェーンはやりたいことコロコロ変わるし。

その辺の回収は7.1以降でキッチリやってくれると信じています。暁月の後だからハードルも高いし、仕方ない部分もあったかなあとは思います。

さて、私はギャザクラを万全にやりたいのでここで寝ます。色々あったけど総合的に楽しかったのでヨシとします。特にラストあたりの展開はFF9好きには刺さります。スタイナーじゃないけどスタイナーみたいなやつもいるよ!




最後に。クジャは出て来ません。

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