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八岐大蛇の裏はなし

もうFFSまで時間が無いのでサクッといきます。

今回出て来た八岐大蛇ですが、実を言うとプロットの段階ではウィンドウ単騎でボコボコにして戸塚を呆然とさせるつもりでした。

でもいろいろ転生神出したんだし、スサノオも黒幕から味方になったんだから活躍させてやろうと思ったらああなりました。

鳴き声があんなのになったのは全てFFSのおかげです。これは他の妖怪にも言える事なんですが、妖怪は一貫して種族名をそのまま鳴き声にしています。

これ、メチャクチャ楽です。各生物に対応した鳴き声とかいちいち考えなくていいし、なんの妖怪が鳴いてるか判別出来るし、場が持ちます。

「オロチーッ!」は基本の噛みつき攻撃や基本の鳴き声、「ヤマターッ!」は炎のブレスを吐く際の鳴き声です。もし皆様も八岐大蛇に遭遇したら参考にするといいでしょう。

さて、八岐大蛇は水害の化身と言われています。豊穣神である稲田姫が食われる、という事は農作物が水害で荒らされることの暗喩だと。

また、尾に草薙剣(天叢雲剣、都牟刈太刀とも)が格納されているのは、沢山分かれた沢の上流にあるタタラ場の制圧の暗喩だとも言われています。

この作品は基本的に記述を鵜呑みしているので、そんな難しい事は考えていません。ただ、水害の化身という点には着目しました。

企画段階ではただのやられ役だった八岐大蛇君も、あと一仕事あります。頑張ってほしいですね。それでは、また。

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