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『わたりネコのアノン』第4章予告編

現在、第4章を鋭意執筆中!
まだか、まだかとお待ちの方に、ちょっとだけ予告編。

🐈

「鬼面猿猴!? なぜ、こんなところに?」
薄汚れた建物の陰に身をひそめながら、スピカは思わず声を上げた。

🐈

「ちょうど、いいわ。いずれ『礎のダンジョン』に入るつもりでしたから」
彼女は、そう言うと野ばらが描かれたティーカップに口をつけた。

🐈

――カヲルコ! ヤバい、アレはやばいよっ!

🐈

「『ねこの長靴』という、カフェをご存知ですか? 私の名前で、遮音壁を展開できる個室を予約しておきます。そこで、いかがでしょう?」

🐈

「お初にお目にかかります、シャノワ様。マリア・クィンと申します」
マリアは、ソファーの上にちょこんと座る黒猫に恭しくカーテーシーをした。

🐈

「まさか、とは思うが、すでにアルメア王都は落とされている?」

🐈

「結局、コレからは逃れられないのね……」
胸を押さえて小さく悲し気にそう呟くと、彼女はダンジョンの上階へと続く坑道を歩き始めた。

🐈

「い、いやだ、来るな、来るなあーっ、ひきゃああああああぁ‼」


注)予告なく変更されることがあります。

8件のコメント

  • サタナエル石とかエウベルムが言ってた事とか、
    隣国の事とか遊女の事とか、黒猫紳士やラステルとか忘却の彼方。

    漫画とかを単行本で追ってて、
    出る時期が空きまくるとそれまでの内容すっぽ抜けますからねぇ。
    漫画家とかで週間連載していると人死にが出るのも頷ける。

    全部が完全に決まってて書くのと、
    書きながら先を考えるのとでは、かなり違うし、
    結末が決まっていたとしても、
    その間にある細かな事を事前にすべて決めておくとなると
    膨大な準備期間が必要になるし、
    商業で成功した長いお話しのものでも、
    やっぱり、確り見ると矛盾点や、
    苦しい言い訳な展開があったりするような気がしまして、
    増設脳や補助記憶装置を早く誰か作って!!
  • こざくら研究会 さま

    近況ノートにコメントありがとうございます。

    >サタナエル石とかエウベルムが言ってた事とか、
    隣国の事とか遊女の事とか、黒猫紳士やラステルとか忘却の彼方。

    ですね💦
    第3章は、予想外にレヴィナスの話が長引いてしまいました。

    ご意見を踏まえて、第4章では「前回までのあらすじ」回を冒頭に入れてみるつもりです。

    今後とも、拙作をご高覧頂ければ幸いです。
  • こちらから失礼します。
    お祝いのコメント、ありがとうございました。
    「わたりねこ」のつづき、楽しみにしております。
    ではではノシ
  • 四谷軒 さま

    近況ノートにコメントありがとうございます。四谷軒さまの作品にいつも刺激を頂いております。

    >「わたりねこ」のつづき、楽しみにしております。

    ようやく、プロットも固まってきたので、そろそろ執筆に入ります。出来る限り早く投稿再開するつもりです。

    今後とも、よろしくお願いいたします。
  • 突然失礼します

    はなしがしたくて@-yoshimura-を探しています、ネット検索でわらさんがでてきたので、

    ご本人ではないですよね…
  • 浩太 さま

    近況ノートにコメントを賜りありがとうございます。
    ワタシは、お探しの@-yoshimura-さまではありません。
  • わらさん、こんばんは。
    先日は「あやかし話〜」をお読み頂いて、ありがとうございます。

    忙しくてカクヨムしてなくてPVも動いてなかったので、読んで頂いて嬉しかったです。
    お星もありがとうございました。
  • 片瀬智子 さま

    『あやかし話をもうひとつ』を興味深く拝読いたしました。
    片瀬さまの作品を読んで、勉強しております。

    今後とも、よろしくお願いいたします。
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