みなさんこんばんわ。
わら けんたろうです。
最近、更新が滞っておりましてスンマセン💦
さて、このシリーズも今回で7回目。
本日、ご紹介する作品は、
すめらぎ ひよこ著『我が焔炎にひれ伏せ世界 ep.1魔王城、燃やしてみた』(スニーカー文庫、2022年)です。
第27回スニーカー大賞で12年ぶりの大賞に輝いた作品(原タイトルは「異端少女らは異世界にて」)。ご存知の方も多いでしょう。
先生の作品がスニーカー大賞を受賞されたさい、ワタシも自分のことのようにアガったのを思い出しますね。
じつは、すめらぎ先生とワタシ、カクヨムですこし交流がありました。
先生の作品「異端少女」もですが、他の作品も面白かった(現在は非公開となった作品もあります)。ええ、★もちゃんと付けましたよ。
すめらぎ先生からも拙作「わたりネコのアノン」や「冒険者ギルド9625」にフォローや★のご評価を賜りました。今でも残してくださっております(2024年10月19日現在)。
ありがたや。
『我が焔炎にひれ伏せ世界 ep.1魔王城、燃やしてみた』は、日本社会の闇から生まれた(?)五人の少女が魔王を倒し世界を救う物語。
巨乳&発火能力をもつ女子高生ホムラ、マッドサイエンティストのサイコ、暗殺者ジン、機械生命体プロト、生体兵器ツツミの五人の少女。各々に事情があって死亡したのですが女神イレーネによって異世界へ転生(召喚)します。
で、魔王を打倒し世界を救ってほしいと。
ですが、いずれも尖がった少女たち。
一筋縄ではいきません。
少女たちのイカレっぷりが痛快です。一言でいうなら「ド外道女子」(笑)
女神を跪かせるほどの外道ですわw
その他、
①悪人認定されると、ズンバラリンと斬られます。
②巨大戦槌で、ミンチにされます。
③その死体を改造して人造魔物を製作します。
④毒が噴き出します。
⑤業火に焼かれ消し炭になります。
といったカンジ。
さらに、ちょっとズレたボケとツッコミも本作の魅力。
そして、なんといっても、ここぞという場面の描写がスゲー。
最終局面でホムラちゃんの能力が覚醒(?)するんですけど、なんつーか圧巻。
今年もやってきた「読書の秋」。
カクヨムコン10も近づいてきました2024年。
コーヒー片手に、あるいは創作のご参考に、おすすめしたい作品です。