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皐月雑記3

【プアマリ】捌の7を上げて、いよいよ次でクライマックス。一通り書き上げたのが今年の1月下旬ぐらいで、ひと月ほど休んでダラダラと推敲と修正重ねながら丁寧に上げていったつもり。それもあと数話で完結。とりあえず、ちゃんとしておきたい。
 なかなか感慨深いものが思いきや、心はすでに次回作に向けて意気揚々だったりする。イメージボードなんて描いたりして想像を膨らませている。

 最初は、こんな長編作ったら「もう2度とやりたくない・・」って思うかなと思っていたが、意外にもそうでなかった。でも、こういうのは呪いみたいなものなので、どんどん先に進むだけ。その先に何が待ってるかなんて誰もわからんない。ただ、自分の好きなものを好きなだけ創れるっていうのは幸せだ。

【映画】昨日、初回一発目から「シン・ウルトラマン」を見てきた。週末の午前中を潰して、いいご身分だなって嫌味が言われそうだけど、別にいいじゃんそのぐらい。

 ネタバレなしで感想を書くつもりだけど、とても良い「ウルトラマン」だったと思う。個人的には大満足。正直、自分もウルトラマンはうっすらとした記憶しかなくて、それこそ言葉もロクに話せない時代に観たというぐらい。あとはセブン、帰ってきたウルトラマン、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンエースなども観た気がする。

 そして、それらの記憶を懐かしむような構成になっていたとは思う。故に、これは中高年向けに作られた映画であり、平成ウルトラマンに馴染みがある世代にとっては賛否両論分かれるものになっているのではないのかと……。

 もし、この映画を楽しめる若者がいたとしたら、それは祖父や父から昭和ウルトラマンの良さを勧められ、なんか知らんけど全部見ちゃったっていう人ぐらいじゃなかろうか。細かい演出とかカメラワークも含め。ちなみに、自分の漫画は「帰ってきたウルトラマン」の構図や演出などは存分に参考している口である。普通に見たらまず気づかないだろうけど(笑)

 故に、最近のノリでこの映画を見てしまうと「違和感」がかなり残ると思う。

 なんせ、この映画は庵野監督や樋口監督の「ウルトラマン愛」が溢れすぎてしまっていて、少々暑苦しく感じることもあるからだ。しかし、それが故に世代にとっては「たまらないウルトラマン」になったに違いないと思う。
 それが、今のネット批評での温度差につながっているのではないかと。
 シン・ゴジラはどちらかといえば、現代に迎合した作りだけど、シン・ウルトラマンは「そんなの気にしなくていいから、好きに作っちゃってください^^」という雰囲気。

 だから、人によっては「俺はシン・ゴジラより、シン・ウルトラマンの方が好きよ」という人が出てくるだろうし、シン・ウルトラマン好きこそ庵野節がよくわかっているファンボーイになるのではないかなとも思っている。

 そんな感じでシン・仮面ライダーの予告も気になっちゃったわけで。

 特に、予告の前半はなんだか仮面ライダーと謎の女性の「駆け落ち」ぽい雰囲気もあり、ひょっとして「恋愛ものなの!?」っていうトキメキが止まらない。仮面ライダーの物憂げな表情がたまらん。これがもし不倫ものだったりしたら最高だし、郷愁を誘うラブホテルなんかも出てきてもいいよね〜。

 そして、最後は愛するものを殺すのだ!!生き残るためにもっ!!

 あ〜、ほんと楽しみだわ〜。
 

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