しばらく大スランプ中でしたが、連載中の『セシルの異世界温泉紀行』が完結してほっとしています。
この作品は「架空の」紀行エッセイです。
ですから文体はエッセイとなっていて、小説と思って読むと違和感がありありでしょう。
「架空の」という断り書きがあるけど、紀行エッセイを書いて感じたことを少し。
旅がメインで、訪問先の風景、出来事を伝えるのは当たり前。ただし、それらを漫然と羅列するだけだと、エッセイにはなりません。日記みたいで読んでる方も飽きると思う。
重要なのは風景を見てどうだったとか、人とのふれあいの中で、どう感じたとか。つまり旅を背景として、「何を伝えたいのか」ということが重要だと思いました。
もっとわかりやすく言えば、人生にプラスされた経験は何かということ。もっとも大きくプラスされた経験=オチになるわけです。
まあ自分のが上手く書けているわけではありませんが、エッセイを書く際にはこういったことを頭に置いておくのが大切だと思いました。
セシルの異世界温泉紀行 は↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892159179