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さよ朝を見て

前に、『君と歩く永遠の旅』にいただいたコメントでいくつかの映画を紹介していただきましたが、その1つ、『さよならの朝に約束の花をかざろう』(さよ朝)を、先日ようやくですが見ることができました。

歴史を織るということ。
ずっと若いままの姿でいる少女に育てられた人間の男の子。人生の時間の流れる速度が違う2人の葛藤と願い。
やがて2人は離ればなれになってしまう。
けれども最後、少女は、次の世代の子供たちを見ながら、年老いて臨終間際の男の子に再会する。

実に味わい深い映画でした。すばらしい。

確かに『君と歩く永遠の旅』古代中国編では、永遠の時を生きる主人公夫妻は、女の子の赤ちゃんを育て、そして、最後は結婚して子供を産み、自身の人生をしっかりと歩んでいる、その子のもとを去っていきます。
両者に流れる時間の早さは違う。けれども、そんな両者の間には確かに愛があるのです。

と、さよ朝を見ていて、そんなことを思いました。

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