最近筆の進まない具合が著しい。
どうにもこうにも、ストーリーや設定が頭に浮かばない。
これが11月中に続いていた体調不良の連続によるものなのだとしたら、致命的な痛手を被ったことになる。
そんなわけで、最近自炊に力を入れていた。
とりあえず野菜を切って、鍋に入れる。
野菜やきのこ、さつまいもを切って味付けして炊飯器に入れる。
たったそれだけで、素敵な夕飯のできあがりである。
秋の食欲を満たすのに、男はそれだけで十分だったのだ。
スーパーマーケットに出かける。
スーパーマーケットとは、男にとってあまりなじまない場所である。その場所に入ると、買い物かごを携えている主婦の方や、カートを押す年配の方からの視線が妙に冷ややかである。確かに、いつもスーツでグラサン姿で体格の良い男が入ってきて熱心にキャベツと白菜、玉ねぎの選別を行ったり、肉を見極めたりしているのを見ると違和感があるのに相違ないだろうが、そんな目で見られるのは心外である。
そのため、スーパーマーケットに通ってもその雰囲気に溶け込める格好というものを目下の優先事項として研究中である。
どのような格好で行けば溶け込めるのか、ぜひお知恵を拝借したい。
ところで、今日はとても寒かったため、普通にジャージで出かけた。
ジャージといっても、某ファッションセンターで売っていた裏地のあったかいやつである。ダボっとしたパーカーの上にあったかジャージの上を着て出かけた。
スーパーマーケットへは車で一分程度である。とても近い。
スーパーにたどり着くと、「野球帰りですか?」みたいな目で見られた。
もう、どんな格好をしたら良いのだろう。わからない。
とりあえず、野菜を買いに行ったのにケーキだけを買って帰ってきた。
人目を気にしながらスーパーに行ける日が来るまで、執筆は進まないだろう。