• 詩・童話・その他
  • 恋愛

まどろみ

まどろみ

重さを忘れ
光にゆだねる

声もなく
ただ ふわりと
心がほどける

なつかしい気配が
胸の奥で
やわらかく 光る

このままで
いていいと
風がささやく

目覚めの音が
近づいても
わたしは静かに
光のなかで
目をひらく

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する