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ロバート・A・ハインライン

ああ、夜が明けてしまった……。

予定していたストック数にたどりついておらず、うむむと唸る卯月です(このペースでは締切日に間に合わぬ)。まあ、それはそれで良いのですけどね。

理由は、つい本を読んでしまって。

SFです。ロバート・A・ハインラインの『宇宙の戦士』です。かの名作『夏への扉』を読んだことがあるってことは、どっかで書きましたかね。

この『宇宙の戦士』は『月は無慈悲な夜の女王』とともに、あの機動戦士ガンダムのルーツとされています(これはいろんなところで書かれてます)。

なんか「新訳」で出ているらしくチラ見したのですけど、昔読んだ記憶からすると何だか「軽い」。いまどきの文体とか表現なのでしょう。これはアカンと思い(いまどき風によせて文章書いているクセにですけど)、旧版を再び手に入れました。矢野氏の訳のほうがこの作品については良い(個人的な意見でつ)。

『宇宙の戦士』では右翼的だと言われ、『月は無慈悲な夜の女王』では左翼的だと言われ、あの素敵な『夏への扉』も書いちゃうし。『異性の客』なんて人肉食やっちゃうし。すげえなハインライン。

岡田斗司夫もまえに動画で『宇宙の戦士』をとりあげてましたかね。そこでリバタリアニズムを取り上げてました(興味あるひとはそちらで)。

まあ、今だったら、生真面目な人や理想論を大切にする方々はまず読まないSFですかね(卯月は大好き)。

ああ、もうちょっと書くの頑張ろ。

では。



7件のコメント

  • ああっ! 『異性の客』ではなく『異星の客』でつ。まるでキャバクラの話みたい。最近変換ミスが多くて……。投稿した小説も読み返すたびに新たに発見される誤字脱字に変な表現。一応投稿前に確認してるんですけどね。
  • こんにちは。新訳の方は読んでいないのですが、矢野氏の訳は手練れで良いですよね。自分は砂の惑星も好みです。
    スターシップ・トゥルーパーズ、映画が何ともB級で結構素敵…SFというより昆虫ホラー感が満載で。ただし制作関係者は娯楽作品ではなく戦意高揚映画に対するパロディだと仰っていますが、そのあたりはかなり誤解されそう…タランティーノは絶賛していたとのことですが。
  • おおっ、お仲間ですな。
    あの映画は切り離して別物として観るなら面白いっす。SFガチ勢は微妙な顔してたけど。
    ハインラインの作品からは学べることも沢山あって読んでいて楽しいです。

    コメントうれしいです。
  • こんにちは。
    宇宙の戦士には、「若い時に読んだら、人生変わってしまうかも」というインパクトがありました。
    ハインラインだと、「人形つかい」もいいですね。面白い、というか、結構恐ろしい話だと思います。未来に与える影響(服を・・・)にもニヤリとさせられます。( ̄ー ̄)ニヤリ
  • どうも、岡田斗司夫が勧めてたので『宇宙の戦士』も『月は無慈悲な夜の女王』も読んだ人です(笑)
    宇宙の戦士、イイですね。思想とかも良かったですが、私はあのマッチョな空気感が好きでした。暴力の捉え方も、持ってなかった発想だったので新鮮でした。

    それと、個人的に興味あります『異性の客』。
  • 蒼井シフトさま

    こんなところでガチ勢を発見!
    いまのとんでもない暑さの夏なら、みんな普通に例の計画は実践されそう。だけどみんながみんなだとかえって萎えそうな気も……。
    読み返してみようと思います。
  • dedeさま

    岡田斗司夫の解説はわかりやすくて、気づきも多い。卯月も観ましたし、大好き。冒頭の「暴力は何も解決しない」vs「暴力は多くのことに決着をつけてきた」は面白い。考え方として持っておくことは大切ですね。道徳的、世間的にあたりまえだと思われていることも思考実験的にでも逆張りしてみることは、モノ書きにとっては必要な要素だと思っております。
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