久しぶりの陽気に誘われまして、わたくしはお散歩に出ております。
やはり春はもうそこまでいらっしゃってるみたい。
町内を鼻歌まじりに歩いておりますと、トンカントンカンと音が聞こえて参りました。
あら、三丁目のタナカさまのご自宅ね。和風の二階建てのお宅です。
タナカさまは表に出られ、後ろ手に組んでご自宅を見上げておられます。
リビングに面した庭先で、木材を組んで大工さまがおひとりで金槌片手に作業なさっておいでです。
どうやらサンルームなる新しいお部屋を、増設なさるのね。
大工さまは、ゲンさんとおっしゃる年季の入った職人さま。
頭にタオルを巻かれ、口元には釘をくわえ、リズミカルに金槌を打っておられます。
「あら、タナカさま。おはようございます」
「ああ、高尾さん。おはようございます」
「新しくサンルームを作られるなんて、よろしいですわねえ」
タナカさまは、わたくしから目線をはずされて、ゲンさんのいなせな釘打ち姿に顔を向けられました。
「あれは、やはりサンルームかね」
「えっ? どう見ましてもそうではございませぬか」
タナカさまはゲンさんに視線を向けたまま、つぶやかれます。
「いや、わしは何も頼んではおらんのだよ」
「はい?」
「早朝から庭先で物音がするから、見に来たんだがね。
なにやらあの大工さんが、いつの間にかああして作業してるんだ」
「えっ?」
「どうやら家を間違えたか、それとも新手の嫌がらせか、はたまた大工さんが呆けているのか……どうしたもんかと、思案しておるんだ」
ゲ、ゲンさん。大丈夫かしら!
わたくしは挨拶もそこそこに、お散歩に戻りました。
途中の公園でひと休み。
陽射しの下で、カクヨムさまをチェックいたします。
あ、「猟奇なガール」にレビューをいただいております!
青年将校会議所さま、
どうも初めまして! この度はわざわざお目通しくださり、またレビューまで頂戴し誠にありがとうございます!
妖しい美女だなんて、嬉しい♡
わたくし、乱歩先生の大ファンなんですの♩
猟奇スト、などと自称いたしております。
心より御礼申し上げます♬
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます!
陽野ひまわりさま、
キャ〜、ひまわりちゃん、お忙しいのにご覧くださり、またレビューまで誠にありがとうございます!
ひまわりちゃんにレビューをいただけるなんて、嬉しい♡
墓尾つばめちゃん。はい、高尾つばきと瓜二つの乙女でございます♩ いえ、むしろわたくしの何百倍もトンデる女子。
わたくしの猟奇が一気に炸裂した、常人のかたにはブラバされてしまう物語でございます。
でもコワイものみたさに読まれるかたも……
心より御礼申し上げます♬