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沙羅の羅紗は修羅ならば 第一章完結につき、書き散らし


 一先ず……おわったぁぁ~

 おはようごさいます。九十九です!
 この度、第六回ドラゴンノベルス小説コンテスト中編部門に投稿いたしましたる拙作に関して、色々まだまだまだまだ語り足りないので語る、作者自己満足なスペースとなっております。
「沙羅の羅紗は修羅ならば ―― 自身の仇を討つため、少年僧侶は神木で出来た義手で魔刀を取って鬼になる決心をした ――」
https://kakuyomu.jp/works/16818093079093938171
 少年ジャンプっぽい雰囲気を意識して作ってはいました。まあ、お色気無し、主人公に惚れてる男の子あり、という感じですが……仏教は取っつきにくくねぇ!!


 まず何から書いたものか……本当はサブタイ付けたくなかったとか、そういうのは置いといて。
 実は、この作品はその場の思い付きで書き始めた物であります。直前まで「徳でマニ車が回るなら、不徳で逆回転をさせて特殊なエネルギーを発生させる、二人乗りロボもの」を考えていました。
 しかし、ロボ物って難しくない?? 僕には難しかったよ、パトラッシュ。
 そして何より、話が難解になり過ぎていました。一行で説明できないあらすじ、というのはやはりなかなか取っつきにくいのでは? などと考えていました。あと、文字数規定に全く収まりそうになかったのです。
 で、何を思ったのか、締め切り三日前に唐突に思いついた案を元に、プロットはかなり簡素に、もはやメモ書きレベルの物を書いて執筆開始。

 ……でも正直、一日に二万文字は僕には無茶だったよ、パトラッシュ……
 一日に二万字書いて、投稿前に見直し手直し。しかし疲れ切ってて誤字脱字設定漏れ、etc... もっと余裕をもって書いてればよぉ~
 ともあれ、応募規定にあった文字数二万字は越えていたので、その時点で投稿。以降、応募規定上限の六万字を目指し、当初の予定通り一先ず完結まで話を持っていくことに。

 ちなみに、作業用BGMとして……
「supercell」さんの「拍手喝采歌合」
「pop'n music」より「凛として咲く花の如く」
「Aimer」さんの「残響散歌」
 この辺をヘビーローテーションで聞いていました。終盤のキツイところとかは、「FF16」の「Find the Flame」も聞いてました。……FF16やりたいっす。PS5欲しいっす。実況配信とかしたいっす。多分、滅茶滅茶泣きながらプレイすることになるでしょうが……っと、話が逸れてしまった。


 今回、所謂「スエ編」が終わったところでもあります。
 なので、その「スエ編」における話と、次の章の構想など書き散らして良ければ……え? もう結構な文字数? いや「スエ編」以前に書きたいこともいっぱいあってだね??


 例えば、伽羅倶利(からくり)と称した木製のサイボーグに関して。
 元々僕は人間の感情で動くとか、人間の感情に呼応して強くなる、みたいなせってがめちゃめちゃに好きです。
 木でなくても良いんじゃね? という発想は有りますが、僕が欲しかったのは「人の感情が深く宿りやすい材質」だったんです。そこで目に留まったのが、仏像でした。いやまぁ、僕自身、神社仏閣とか仏像とか好きなんですよ。
 仏像は良いぞぉ。そこに至るまでの彫った方の背景とか時代背景と合わせて、木ゆえの乾燥で木目の筋などが出るのがまた面白いんやで~ 豪華な装飾や仏像ごとに表情の違いを比べるとかもまた仏像鑑賞の楽しみ方なんやで~
 とまぁ、僕は仏教とか、話のネタとして結構好きでして。そもそも哲学や心理学、神話からオカルトまで、その手の考えるネタが好物です。なのでもちろん、仏教も好物というわけですね。他の宗教に関しても学びたいのですが、日本人故なのか日本の仏教のが取っつきやすく感じてしまいますね。
 で、そんな仏教好きな僕ですので、最初っから「仏教×ファンタジー」は書きたかったんです。
 感情の力、すなわち祈りの力という物に焦点を当てて物語を書くにあたり、どうすれば祈りがそのまま力になるかで考えた時、その昔も昔、あれは今から一万四千年前だったか私が十四に分かたれる前の話だったか、その昔に「人の感情を好んで鑑賞する宇宙人」の設定を考えたことがあるんです。その宇宙人に干渉を受けた結果、サイキックに目覚める異能物とか考えてたんです。で、その派生で、サイキック能力を使うアンドロイドとかも発想として在りました。
 そこからもう少し練り、人体の感情エネルギーに呼応して動く義手義足、義体、それを可能にするナノマシンの発想に至りました。もちろん、現行人類でもそこまでの科学力は有りませんでしたので、作品のジャンルは異世界ファンタジー化しました。で、何を思ったのかここで「異星人による開国」というパワーワードが降って湧き、斯様になったというわけですね。

 今回の作品を書くにあたり、様々な作品の影響を僕は受けています。
 例えば、伽羅倶利、木工デバイスだけでも、TRPG「永い後日談のネクロニカ」(グロ耐性がない人はググるの注意)から粘菌やゾンビと無生物の接合の発想。プレステの名作「ゼノギアス」からナノマシンや刻印という発想。アニメ「SAMURAI 7」より外国人が宇宙人で超技術を持っているという発想。アニメ「BLOOD+」の影響も多分に受けていますし、もちろん「鋼の錬金術師」の影響も受けています。外にも作者が気付いていない影響を受けた作品がありそうですが、つまるところ、今回の拙作は「九十九を煮詰めると出来上がる作品」と言っても過言ではないかもしれません。過言です。「ニンジャスレイヤー」? もちろんですとも。

 本当はアタラ山以外にもう一か所トラブルを解決する予定だったり、描写とかキャラとかボス敵を増やしたかったり、異邦人のキャラを出したかったり、渋谷がニュー・シブヤという摩天楼になってる話サイバーパンク色強いところを書きたかったり、魔刀・非想緋緋蒼天の正体とか、ロナからラシャはLoveだけどラシャからロナは……とか、実はラシャは神木デバイスの影響で……とか、設定盛りだくさんで全然書き足りないです。もっとショタ×ショタが書きとうおじゃる。


 なので、ドラゴンノベルス小説コンテストの結果が出ましたら、第二章を書いていきたいと思っています。
 当初の構想通り、ラシャたちに他人のトラブルに善意から首を突っ込んでもらう旅物として、異邦人とかも出すんだ……! とか、構想が広がっております。

 あ、いけね。昼飯喰わねば。

 というわけで……
 拙作「沙羅の羅紗は修羅ならば ―― 自身の仇を討つため、少年僧侶は神木で出来た義手で魔刀を取って鬼になる決心をした ――」を、どうぞよろしくお願いいたします!!
https://kakuyomu.jp/works/16818093079093938171




 あ、名前や性格の元ネタにした、似ても似つかぬネット上のご友人に、深く感謝を。





 一先ずは……古戦場巡ってその後光の戦士の夏休みでーい!!!!

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