☆と♡に感謝を。そしてみんな創作の何に困っているのだろうか、というお話し

 『名探偵悪役令嬢』を始めとする拙作に☆や♡による応援、本当にありがとうございます。通知が届くたびに五体投地して大感謝しています。わりと好き勝手書いているものばかりなので、申し訳ないやら嬉しいやらの感情があふれてしまいます。

 誤字の指摘もたいへんありがたいです。いつもいつもすみません。粗忽な者なので、指摘いただけるだけでもうれしいです。

 改めてお礼申しあげます。あなたに月の導きがあらんことを(名探偵悪役令嬢での幸せの祈り方)。


 さて。
 フォロワーの方には作家様も多いかと思います。拙作『わりとどうでもいい創作論』をそろそろ何か書けるかなというところで、リサーチしているのですが、皆様は「小説書くときにどんなところで困っている」のでしょうか?

 プロットの書き方とかは私での一例として紹介できるのですが、「クロールを知りたいのに平泳ぎを教えられた」的なアンマッチが気になりまして……。誰でも共通するベストな方法なんてないですし。個別に求められたら出しますけれども。こないだもTwitterで脊髄反射的に2つの方法を出した(シーン中心の方法、ストーリーラインを定めていく方法)のですが、ちょっと違っていたぽくて。

 そして「タイトルのつけ方」というお題をもらっているのですけど、なかなか思いつかないんですよね……。タイトルつけるのってどんなところで苦しみますでしょうか? 韻を踏んだり揃えたりとか、ちゃんと本文内容と齟齬が無いようにとかは、わりと基本ですし、調べると出てくるので……。商業作家の場合、タイトルは編集者側で決めてるのもありますし(私のはそうだった)、なかなかこう当事者がつけるというのもむずかしいかなとは思っています。あれはまた別の才能なので……。

 青桐さんと「タイトルの使い方」を教えてあげたら、という話をしていたりはします。たとえばカクヨムだと都合3つタイトル的な文を入れられます(タイトル+サブタイトル、上部のキャッチコピー)。そうしたものを効果的に使う方法はいくつかあり……、というのはあるんですけど、どうなんでしょうか。あんまり的を得ていない気もしていて……。

 というわけで、作家様のほうで執筆について何か困っていることがありましたらお聞かせください。解決はしないかもしれませんが、酒のつまみになるぐらいの話はお伝えしたく思っています。


 ちなみに冬寂の場合は、「時間のなさ」と「やる気のなさ」と「健康」に困ってます。これでも、だいぶ時短執筆していますけれどね……。ぎゃふん。


 それでは皆様、よい読書ライフを!

7件のコメント

  • 誰でもやっぱり星や♡による応援は嬉しいですよね
  • いかに応援をもらえるかどうかに困ってる感じでしょうか…。

    身も蓋もないですが、いちばんすごかったのは「カクヨム公式のレビューをいただいたこと」で…。ランキングに乗ろうが何しようが、いちばんはこれでした。これ、狙ってできるものではないので、なんとも難しいですね…。
    なろうだと5ちゃんとか、スコッパーと言われる人に紹介されたりするのがいいとは聞いています。

    地道に読んでもらえる人に向けて何度も書いて、少しずつ輪を広げていくしかないような気もしますが、どうなんでしょうか。
  •  悩みと言えば、長編を書けない事ですね。一応、書いた事はありますが、『名探偵悪役令嬢』のような章ごとに完結した形式でして。
     あの形式だと書きやすいんですが、そこから離れると書きにくくて。先行きが見えないと、中途半端な所で書けなくなって終わるんじゃないかと。そういう恐怖があります。

     経験不足なのと、「書いても評価されずに終わるんじゃないか」という不安が先行して、書けないんじゃないかと自己分析してます。
     最近はもう、投稿サイトでは短編だけ書いて、長編は別に書いて公募で出そうかと思ってます。審査で落ちたらサイトにアップするかもです(笑)。
  •  一番の悩みは、自分の好きな作品を書けないことですね。

     私はホラーやミステリーやアクションが好きなのですが、ウェブ小説のメインストリームって異世界ファンタジーや現代ファンタジーや恋愛じゃないですか?

     ウェブ小説で人気になるためには苦手なジャンルの作品を書き続けなければならないというのは苦痛ですね。
  • あえて悩まずに、書きたいように書いている

    そもそも私自身がここまで長く書いていられるのが予想外ですが、
    こんな緩いスタンスだからなせるのかもしれません。

    強いて悩みを上げさせていただくのなら。
    『表現や語彙力が足りなくて似たような表現の繰り返しになりやすい』
    しかしこれは、
    たくさん他の作品を読んで吸収して自分のものにしろ
    というのが最短最良の解決策なのでしょう。

    それと、
    たくさんの作品に触れること、いろんな経験をすること、いろんな人に会うこと。
    これがすべてだと私は思っています。

    昨年から書き始めたばかりの新参者が何を偉そうに、と言われてしまいそうですが!
  • ありがとうございます!
    うれしいです。

    >転生新語様
     たいへんですものね……。長編の方は設計図がいると思うのです。どんなものづくりでも設計図や工程表がありますし。
     私だとストーリーラインという形で各章でどんなことさせるのか、どんなふうにキャラの想いが変わるのか、それを箇条書きでまとめています。そこから外れないように書くといいかと……。もうそうしていたらごめんなさい。本業ではそれ見ながら何人かとあーでもないこーでもないと検討しあっています。
     あとここには「キメるシーン」、「山場のシーン」とかも入れてます。それをどこで見せるかで長編の印象や読まれやすさが変わってしまうので、この調整だけよくしています。
     それと章立てでもいいんじゃないんでしょうか……。大河的長編小説も人物の年齢で章が変わるとかありますし。登場人物や舞台が同じならいいんじゃなかろうかと。
     ご参考になれば幸いです。

    >キウイ/マルマル様
     わかります。私も本業だと好き勝手書けなくて、こちらのほうでは趣味全開で書いてます(笑)。こうどっちしかないと決めつけず、両方書くというのはどうでしょうか?
     それと、私もよくやるのですが、入り口は最近の味付けにして、中身は趣味丸出しのハードSFだったりします(笑)。ゲームだと、アメリカだとFPS、日本だとカードバトル系ソシャゲというジャンルがあり、一見遊び方は同じように見えて、中身の味付けはぜんぜん違うというのがあります。そんなふうなのもアリかと思ってます。
     ご参考になれば幸いです。

    >星月小夜歌様
     「表現や語彙力が足りなくて似たような表現の繰り返しになりやすい」は、商業作家様でもよく聞く悩みのひとつですね……。最近の冬寂は好きな作家さんが私と同じ文章表現を使うのを読んで、あ、同じことしてる……と暗い愉悦に浸っています(笑)。私だとわりきって作家の味、ということにしてます。そのうち円熟されるでしょう、とか。
     語彙系は最近便利な仕組みで青空文庫等から表現を検索できるサービスとかありまして、そのあたりをフル活用しています。
     「たくさんの作品を読む」のはその通りなんですが、おんなじ指示をして何にも吸収してくれなかった悲しい出来事が本業でありまして……。読んであらすじ書いてみるとか、ポイントを書き出すとか、目的を持って読むとか、そんなことがいいかなと思っています。
     最近だと「高校生活のみずみずしさを表現したい」というあたりで、武田綾乃先生の作品を読みながら「ローファーとかリアルな小物、行事や部活についての固有なことを説明なしに入れる」、「あんまり心情書かない。若いうちはそんなにあれこれ考えてなくて、勉強とか行事で頭いっぱいのほうがそれらしい。でもたまにひとつのことで悩む」というように読み取りました。このあたり人によって違うところなので、さらに人とディスカッションして、本当にそうなのか検証したいところですね……。読むならそんなふうに読んでもらえたらとは思っています。
     ご参考になれば幸いです。
  •  私の悩みにお答えいただき、ありがとうございます!

     参考にさせていただきます!
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