タカノンノ先生の『ショートショートショート』第3巻は、趣味で小説を書いていた主人公が一念発起して話を最後まで作り上げ、紙の本を作り、即売会で売るという内容でした。これを読んでいたら、くすぶっていた私の魂に火がつき、「ああ、私もこの嬉しさを、この気恥ずかしさをもう一度味わいたい」と、物書きの世界へ戻ってきました。
コロナ禍でリモートワークになり、通勤時間が減ったので、その時間を物書きの時間に当てていきました。短編から少しずつ書き始め、昔の勘を取り戻していき、じわじわと中長編を書けるようになりました。久しぶりに「あれ、暗い? いま何時? あれ? あれれ…」と時間と寝食を忘れて執筆できました。
おかげさまでフォロワー様も増え、Twitter上でからんでいただける筆者様もいらっしゃいます。心から本当に嬉しいです。ありがとうございます。
今年は『スイートビタートラップシュガー』『100話後に書籍化する百合ラブ告白キュンキュン140字小説』『世界の向こう側は水色』『リアルライフテスト』『わだかまりが溶けたスープ』などを執筆させていただきました。
来年は『転生勇者を甘やかしたい』『メグチカ! 友達以上百合未満のゆるゆりぐらし』の2本立てを中心に、さらに楽しくて面白い物語をお届けできればと思います。
今年はご愛読ありがとうございました。来年もまたよろしくお願いいたします。
どうか良いお年を!