マシュマロありがとうございます!
色んなところに色んなバージョンのが散り散りになっていて申し訳ない…
一応、正史(?)はカクヨムに置いてあるものになります(笑)
エブリスタの方ではカクヨムよりもっと先に進んでいる話がありますが、そちらもいずれカクヨムの方へ改稿の形で収める予定です。
私が遅筆故に、すでにエブリスタで最新話を読まれている方には大変お待たせしているのですが、やはり今しばらくお待ちいただけると幸いです!
『一夜』は去年に上げられる予定だったんですが、家を大改造しててなかなか作業場所を確保できず、予定よりかなり遅くなっておりました。
次回は今回よりはずっと早く出せるのではないかなあと見込んでいます。(なにせ最後が最後なもので)
個人的には3か月に1章出していきたい感じですね。1カ月目放心、2カ月目書き出し、3カ月目書き上げる…… 的な。
『ドール』の回をお気に入って頂いてありがとうございます!
何かお礼ができるかなあと思い、裏話というか、なかなか表に出てないお話しをいたしますね。
(隊長の一人称なのもあり、裏で動いてる九官鳥や『ドール』の動きを出すのが難しくて…)
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『ドール』は隊長の『星』に気づいており、『星』の影響を受けて本来の役割を思い出して(再起動させて)います。
その要因もあって、『ドール』は隊長に恩義を感じて本隊の企てから守ろうとしていました。
元々、人を守る・癒すという役割を持っているので、優しさや感謝などの感情を強く持つ存在です。
というのもあるのですが、もう一つの要因に隊長が同じ『アーティファクト』であるから、というのがありました。
『ドール』にとっては仲間というか、身内の感覚なのですね。しかも相手が無自覚なので、そっと見守るスタンスを取るという、ちょっとお姉ちゃん的な動き方もしておりました。
(「私の愛した音色」とは『音楽』を指してました)
九官鳥は隊長が行商人と会っている間に『ドール』の目的などを話していますが、その時にも『ドール』は隊長が『アーティファクト』であることを伝えてないのです。
九官鳥たちを信じてなかったというか、なんとなく隊長を『利用』しようとしている雰囲気を察していたのかもしれないです。
この二人は彼を守ってくれるだろう、しかし、その方向はおそらく自分とは違う方向だ…… みたいな感じです。(分かりにくい…)
強かで聡明な彼女なので、勝算があって軍の方へ戻ったのでしょう。
それはもしかしたら一時的に彼女の姿や意志を失うことになるかもしれないのですが、未来での勝利を見据えていたのだと。
そんなつよつよの『ドール』が、最後にギュッとしてほしいと言うのは、やっぱり純粋に甘えたのだと思います。
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九官鳥を好きになって頂けるとは…… ありがたい……
読み返してもシンプルに悪口(笑)のことが多いので、ただの嫌なキャラになってしまわないかと(書いてる側は割と楽しいんですが)たまに心配になります。
個人的には「人生楽しんでいるなあこいつ」と思いながら書いており、作中の隊長もそう思っています(笑)
九官鳥はむしろアルパカしか大切にしない方向なのですが、「アルパカ」で括るものが、アルパカを取り巻く周辺までを含むので、アルパカが(おおむね)優しい存在で良かったなあと思うところですね。
決して優しい世界でもないし、登場人物たちの頭のネジが緩いだけで緩い世界でもないのですが、そんなギャップを感じ取って頂けていたら、中の人としても嬉しい限りです。
話数も多く、どちらかと言えば一気に駆け抜けていく方が多い中で、立ち止まって声を頂けることが大変ありがたいです。
のんびりペースで進んでおりますので、また思い出したときにご覧頂けたらと思います!
丁寧なマシュマロありがとうございました! 今後ともよろしくお願いいたします!