https://kakuyomu.jp/works/1177354054887177867/episodes/1177354054918775429昼休みに書きました。
お盆休みで地元の友人と集まった時、同級生の女性から聞いた話です。
私はこういうなんだこりゃって怪談が好きなんですよね。
普通に考えたら彼が嘘ついてるんですけど、なんでそこまで頑なに否定するんだろうと考えると怪異ルートのフラグが立ちますね。
話してくれた彼女も怪談マニアで、彼が否定する毎に、もう証拠も揃ってスクショまで共有したのに否定しちゃう!?いいの?怪談が成立しちゃうよ!?とゾクゾクしたようですよ。
怪談の沼にハマると普通の怪談では物足りなくなります。
ここでいう普通の怪談というのは、
「ホテルに泊まり寝ていたら長い髪の女が鬼の形相で首を絞めてきた。フロントを問い詰めるとその部屋で自殺した女がいた」
みたいな怪異には原因があって死ぬほどの恐怖を味わったというやつですね。
怪談沼にハマるとそういう話よりもなんだそれっていう怪談を好むようになってきます。
例えば、
ホテルに泊まり寝ていたら鼻がむず痒かった。くしゃみして再び眠りに落ちた。起きたら枕元に獣毛が一本落ちていた。
みたいな、なんだこりゃって話を聞いたら大興奮いたします。
怪談沼にハマると分かります