明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたしますと言っても半年前から動いてませんねこのアカウント。
我々2人もそろそろ2回目の厄年。仕事の責任も重くなってきて、結局仕事が第一の人間になってしまったようです。
カクヨム利用している人って多分若い人が多いと思うんですけど、僕も若い頃は仕事を理由に書かないのはただの言い訳だと思い、多忙でも時間を見つけてはコツコツ書いていましたが、おじさんになって分かりました、あれは若さ故だったと、おじさんになると当然体力が落ちます。とくに三十路になるとそれが顕著になり、徹夜なんか出来なくなります。アラフォーにもなれば仕事終わって飯食ったらもう眠い眠い。ぐっすり寝て5時とかに起きて出社時間までボケーと時間を潰します。
体力の衰えにより書く時間が確保できないのです!
なんて書いてみましたが、やっぱりこれは言い訳なんだろなあと思います。僕よりうんと年上の兼業作家さんはたくさんいますし、同じ境遇で書き続けているアマチュア作家さんもごまんといるわけですし。
だから僕も一念発起して、この正月休みを利用して一作書こうと思いワードを開いたんですが、出だしも書けない。書けないまま正月休みが終わりそうです。
なんで書かないんだろうと、今日赤羽辺りを散歩しながら考えたんですけど、なんとなく理由が分かったんです。
プロットを書いていない。
僕は基本プロットを書きません。
脳内で構成を組み立てて、伏線とかフックになる仕掛けは書きながら加えていく書き方をずっとしていました。
多分これは余程の天才じゃない限り若くないと出来ない作劇法です。
怖いもの知らず、勢いでどうにかなる等の浅はかさを寛容できる若さってのもあるんですが、一番大きいのは記憶力かと思われます。
忘れちゃうんです、アラフォーになると、構成を。昔は脳内でバッチリ構成してそれを書き終わるまで維持できていたんですけど、劣化した脳では維持ができないんです。モヤがかかっていて、なんとかそれを取り除いても虫食いだらけで整合性もへったくれもない。
だからプロット書いてます。
そもそもプロットを書いていなかったのは飽きっぽくてプロット書いたら満足しちゃうからなので、今回も満足しちゃうかもしれません。
でもプロット書かないともう執筆は無理です。
ちゃんと作劇していなかったツケが回ってきました。
正月休みは明日(今日)までです。
しかし、明日は葬式に行かなくてはいけません。
顔も知らない人の葬式です、仕事の付き合いです。
アラフォーにもなるとそういう付き合いもこなさなくてはいけません。
しかし、執筆環境で言えば独身孤独死確定状態なのがせめてもの救いでしょう。
今年はスローリーに書きたいものを書ければ、あわよくば読んでもらえるような小説を書ければと思います。
あらためて、今年もどうかよろしくお願いします。