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見たくないものは見ないで済むような世界は誰にとっても幸福なのか

とか、考えてしまうような仕事をしております。

実際は商業的な価値と倫理や道徳における価値が相反しないかを判断するような仕事なのですが、本質的にはタイトルとそう遠くないと思っています。

私たちはますます、私たちが見たいものだけを選んで生きるようになっています。

一方で、自分の本来の喜びや意志とは無関係に、資本によって作られた欲望を自分の欲望として置き換えることで帰属意識を生み、それを自らのアイデンティティとして、空虚な意味を生きているわけです。

私たちは今、いったいどこにいるのでしょう。迷子。

その欲望は、本当にあなた自身のものですか。

私の欲望は、本当に私自身のものですか。

はて、わかりません。


ペンギンさん教えて。

『水族館の人魚は夜に歌う』
https://kakuyomu.jp/works/16816700426633383705/episodes/16817139559139707543

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