• ホラー
  • エッセイ・ノンフィクション

ギフトをもらえました! ありがとうございます!

@zozozoさんからギフトを頂きました、またしてもありがとうございます!
応援して頂けて感謝に極みです!
即興小説も割と数が出て来たので、せっかくだから続けようと思います。



  空羽とファストフード

 澄風空羽こと自由鷹ナツハは実生活においては高校生だ、もちろん学校生活もあれば放課後もある。

 今日は学校の帰りにハンバーガーが食べたくなって、マックリンガーバーガーでビッグマックリンを買ったんだけど…。

「パティが挟まってない……」 

「あはははっ!! 空羽のバーガー、上も下もお肉が入ってないじゃん! あっはっは!」

 隣で笑ってるのは学校の友達の七菜香、公園のベンチで一緒に座りながらハンバーガーを食べようとしてた所だった。

「パンとレタスだけじゃん! ピクルスも入ってるけど! あはははっ!」

「笑い過ぎだよ七菜香、たまにはこういう事だってあるよ。今日は運がなかっただけ」

 パンと野菜だけのハンバーガーなんて食べる気になれない、これは流石に店に戻って作り直してもらうべきだと思う。

 でも結構歩いて来ちゃったし、また戻るのもな~…と考えてた時。

「空羽には笑わせてもらって悪いけど、私は普通に食べちゃうもんね~! ハンバーガー食べたい人の隣で食べるハンバーガーは美味しいだろ~な~!」

「ふふっ、味わって食べてね七菜香、ジーっと見ててあげるから」

「目がちょっと怖い! でも頂きまーす!」

 七菜香が自分のDXエッグバーガーの包装紙を開けると。

「なんじゃこりゃ~! 私の方はエッグとパティしか入ってないじゃん! パンズは何処いったー!?」

「あははっ! 七菜香も人のこと言えないねっ、人の不幸を笑った天罰だよっ、あははっ!」

「ダブル不幸じゃ~! この恨みは忘れんぞマックリン!」

「あはははっ! あっ、ちょっと待って、コレをこうすれば~…」

 空羽は自分の肉なしバーガーに七菜香のパティとエッグを挟むと。

「うお~! 空羽は天才だ~! ハンバーガー出来たよ!」

「ふふっ、こうすれば良かったんだね」

 2人の未完成バーガーを合わせて完成バーガーになった!これを半分に分けて。

「はい、七菜香。戻るの面倒だし、これで我慢しよ?」

「そうしよう! 私も空羽がベタベタ触ったハンバーガー食べたいし!」

「なにその理由!?」

 こんな風に澄風空羽こと自由鷹ナツハの放課後は過ぎて行くのだった。


@zozozoさん、ギフトありがとうございます!
まだ続くと思いますので、良ければ引き続き読んでって下さい。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する