どうもご無沙汰してます。谷崎です。
「猟犬たちの黙示録 47 火種」を更新しました。今年に入って初めての更新です。
体調を崩し、なかなかPCに向かえる状況が作れずにいました。以前ほどの更新頻度に戻すには少し時間がかかるかと思いますが、セルレイベルタ編これから面白くなっていくと思いますので、お時間ある際は是非ともお付き合いいただけたらと思います。
https://kakuyomu.jp/works/16816452218345005565/episodes/16816700427586187904以下呟きです。最近のウクライナ情勢について。
戦争から生まれる悲劇を取り扱う身でありながら、今の今、本当に戦争と向き合うことになるとは、前話を書いている時には想像もできませんでした。
ウクライナ情勢激化に伴い、毎日のようにニュースで取り上げられているのはリアルタイムで起きている戦争の悲劇です。空爆や周辺諸国に流れ込む疲れ切った難民達の映像を見ると、胸が締め付けられると共に、改めて無辜の一般人が犠牲になることに憤りを覚えました。
改めて「猟犬たちの黙示録」という作品は、何の為に起きたかわからない戦争が落とした暗い影を、出自の違う五人の若者たちがかき分けて自らの正しさを貫こうとする物語です。
正しさとは何か。これは皆それぞれ違うのでしょう。しかし、戦争はいつでも悲劇です。何の為に起きたかわからない戦争ほど愚かしいものはありません。権力者の鶴の一声で数え切れないほど多くの人たちの命が散り、貧困を呼ぶのです。
この作品の随所には、過去の戦争で実際に起きた事件や現代に根ざす難民問題を散りばめています。趣味で描いている小説ですが、私の思いや戦争が引き起こす惨劇、流された血と涙をしっかりと描き切れたらいいと思っています。
どうかどうか、1日も早く事態が収束しますように。