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文学フリマ東京 (5/6) に参加します。


5月6日、東京流通センターにて開催される文学フリマ東京に、参加いたします。ブース番号は D-26 、サークル名は「逃走のため摂取される娯楽としての唯美主義」です。

「氷島へ初色を」と題した短編集を販売します。こちらにも投稿している「冬の海」「香水を供える」「えりなのおたより」「ひまわり」「雪の音」の五作を、改めて推敲をして一冊にまとめました。
また、小さなサイズのコピー本ですが、他の短編もいくつかバラ売りします。
ぜひともお訪ねください。こちらで遣り取りを交わしたことのある方はもちろん、そうでない方とも、現実で顔を合わせてお話しするというのは、ちょっと想像するだけでも楽しみでなりません。

余談ではありますが、短編集の表紙に使う写真を撮るため、とある女性にモデルになってもらいました。とはいっても、編集して、誰とは分からぬようにしましたが。
カメラを持つのも、旧知の仲の彼女と会うのも、ほとんど数年ぶりでした。写真を撮るのは、昔々にあまりにも才能がないことに気付き、世の中の天才たちの作品を見ているほうが楽しいと、早々に投げ出してしまった趣味に過ぎません。しかし、モデルになってくれた女性は、愛情とはなにかこの人に教えてもらったとさえ言うほどのかけがえのない相手です。

撮影をきっかけに、このところ、彼女との交流がよみがえっています。よろこばしいことです。しあわせなことです。しかし、おかげで小説が一字も書けないでいます。どうやら、欠損や祈りのないところに、小説は生まれてこないようです。



4件のコメント

  • 谷林さま

    お久しぶりです
    こちらのノート今読みました…!!
    谷林さんの本…欲しかったのに非常に悔やまれます…

    何か入手できる方法などないでしょうか。
    ご返信ご連絡お待ちしております。。。
  • 振込とかでも大丈夫です。

    規約?的に難しければ次回東京付近で参加予定のイベントとか知りたいです。
  • 藤原様。

    お返事が遅れてしまい申し訳ございません。
    ご無沙汰しております。こうして本当に久しぶりに言葉を交わさせていただくことができて、とても嬉しく思います。

    同人誌の件、藤原様に受け取っていただけるなら、私にとっては望外のよろこびです。というのも、かつて、「鉢開」のコメントで藤原様がくださったお言葉が、今回はじめての同人制作に挑んだきっかけの一つでありますので。つまるところ、誰も紙の本にしてくれないなら自分でしてやる、と半ばヤケになりまして……。

    残念ながら、イベントにはしばらく出品する予定はありません。実は大阪のほうのイベントにも一つ参加したのですが、どちらもあまり手ごたえが芳しくなく、心がぽっきり折れてしまいました。
    しかし、藤原様にはどうにかお届けしたいです。配送の手筈を整えますので、もう少しお時間を頂けないでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。

  • 谷林さま

    大変ご丁寧なお返事を誠にありがとうございます。。。感激しております。。。

    谷林さまの美の本質を追い求める姿はそこから紡ぎ出される言葉同様に現代において本当に稀有であると思っております。

    今は時代が本当に不透明なので安易な事は言えないとは思いながらも、谷林さまが変わらず創作へ真摯な姿勢を貫いて行かれる事を願ってしまいます。

    って、ちょっと重たすぎました…すみません笑
    「休んでもいいから止まらないように」
    という歌の歌詞がありました。
    休み休みほどほどに頑張ってくださいね。
    本当に心から応援しております。

    谷林さまの同人、気長に待ちます(o^^o)
    メルアドとか送り先とかいつでも聞いてください〜
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