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ヒストリカルロマンスへの挑戦

まだまだ引っ張りますが、拙作『素人がフラットな気持ちを心がけてレビューした場合』についてです。作者様への感謝の意を伝えたいのに、なかなか本文付きレビューができない自分への荒療治のための自主企画ではありました。

そこで得た経験はとても貴重なもので、普段読みなれないジャンルも相当に読み込み、様々な気付きがありました。それがアウトプットに反映されるかは微妙なところで、今まで書いたことがない現代ドラマを書いてみましたが、まだまだ筆力が足りないなと思い知ったところです。

また、星だけのレビューになっていて、どうしても本文を送りたかった作品に対して後からレビューも実施し、過去の自分は現在に完全に追いついたと感じています。

ちょっとした燃え尽きのようなものですね。現在連載している作品の執筆に戻っても良いのですが、思うところがあって、もう少しだけ回り道をしようと思いました。

レビュー企画をきっかけに交流させてもらっている田鶴さまはご本人もレビューを意欲的に行われておりますが、そこで目にした「ヒストリカルロマンス」というジャンルについてです。今まであまり触れたことはなかったのですが、これを機に紹介されている作品を色々と拝読をしています。時代の流れに翻弄されるままならない恋というのは、このジャンルでないとなかなか出せないものではないかと思います。

また、前回の近況ノートでも紹介した水野文華さまの『瑞国伝』は男女の恋愛ではなく、主君と臣下の絆をテーマにしたものでしたが、それは自分には刺さるものではあったので潜在的に書きたいものであったのだと思いました。

自分には絶対書けないと思って思考の片隅にもなかったのですが、やってもないことを最初からできないと決めつけるのはもったいないと思い、挑戦することにしました。文字数は5万文字以内ぐらいで、できるだけ短いものを考えています。

歴史について自分の知識が最もあると思われるのは中国の後漢末の時代…しかも、横山光輝三国志、コーエー三国志、蒼天航路ぐらいという偏った知識しかないのですが、それと似たような中華風架空世界という設定なら、もしかしたら書けるのではと妄想しています。勉強はもちろん必要でAIの力も借りることになるとは思いますが、新たな扉を開くべく努力してみようと思います。

5件のコメント

  • 武蔵様

    ヒストリカルロマンス、楽しいですよ!
    今月まで中華コンテストもやってますし、頑張って下さい。
  • 碓氷シモンさま
    コメントありがとうございます。今月まではさすがに無理でした笑
    プロットの段階では今のところ楽しく取り組んでいます。まだまだこれからなので、碓氷シモンさまの作品も拝読して勉強していこうと思います。
  • 私のエッセイでヒストリカルロマンスに注目していただいて嬉しいです。投稿サイトでそういうジャンルがあるわけではないので、カクヨムでは恋愛か歴史・時代・伝奇に入るヒストリカルロマンスがほとんどではないでしょうか。

    武蔵さんもヒストリカルロマンスに挑戦したくなったのが嬉しいです。三国志の世界のヒストリカルロマンス、いいですね。私は恋愛小説でなくとも、何かしら恋愛要素の入っている作品をつい選びがちです。でも武蔵さんの紹介された『瑞国伝』のような主従の絆とか、それ以外の友人、家族の人間ドラマもいいなと思います。

    『瑞国伝』は読みましたけど、とても良かったです。カクヨム甲子園に出されているから作者さんは高校生なんですよね。それでこんなすごい作品を書けるんだとびっくりしました。
  • 2度目のコメントで失礼します。まだレビューのお礼を直接言っていないことに気づきました。こんな失礼してすみません。

    とても素敵なレビューをありがとうございました。読んでみたいと思わせる等身大の感想と言っていただけて大感激しました。紹介後もあまり読者が増えているわけでないので、その点では作者様達に申し訳なく思っています。

    好みが恋愛小説に偏っているのが課題ですので、これからは他のジャンルも開拓していこうと思います。
  • 田鶴さま

    ヒストリカルロマンスのご紹介について、改めてありがとうございました。書き上げることができた場合のジャンルについては少し悩み中です。架空の世界の場合は歴史ジャンルに該当しないのかと思いつつ、投稿された別作品の雰囲気も見つつ、決めたいところです。

    『瑞国伝』は高校生が書いたというのも、すごいところですよね。自分も頑張りたいと思ったきっかけとなっています。

    私からのレビューへのお礼について、私はあまり気にしていませんでした。カクヨムのレビューまわりがそういう仕様になっているので。(レビューに対して返信できないのが、むしろおかしいのかも…)

    ご丁寧にありがとうございます。田鶴さまのレビューはしっかり読み込んだことが伝わってきて、作者さんはとても嬉しいと思いますよ。読者が劇的に増えることには繋がらないかもしれませんが、私の企画でも拝読のきっかけになったという方はいらっしゃり、まったく役に立たないということでもないとは実感しています。

    ご無理のない範囲で他ジャンルへの開拓はご検討くださいませ。
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