まだまだ引っ張りますが、拙作『素人がフラットな気持ちを心がけてレビューした場合』についてです。作者様への感謝の意を伝えたいのに、なかなか本文付きレビューができない自分への荒療治のための自主企画ではありました。
そこで得た経験はとても貴重なもので、普段読みなれないジャンルも相当に読み込み、様々な気付きがありました。それがアウトプットに反映されるかは微妙なところで、今まで書いたことがない現代ドラマを書いてみましたが、まだまだ筆力が足りないなと思い知ったところです。
また、星だけのレビューになっていて、どうしても本文を送りたかった作品に対して後からレビューも実施し、過去の自分は現在に完全に追いついたと感じています。
ちょっとした燃え尽きのようなものですね。現在連載している作品の執筆に戻っても良いのですが、思うところがあって、もう少しだけ回り道をしようと思いました。
レビュー企画をきっかけに交流させてもらっている田鶴さまはご本人もレビューを意欲的に行われておりますが、そこで目にした「ヒストリカルロマンス」というジャンルについてです。今まであまり触れたことはなかったのですが、これを機に紹介されている作品を色々と拝読をしています。時代の流れに翻弄されるままならない恋というのは、このジャンルでないとなかなか出せないものではないかと思います。
また、前回の近況ノートでも紹介した水野文華さまの『瑞国伝』は男女の恋愛ではなく、主君と臣下の絆をテーマにしたものでしたが、それは自分には刺さるものではあったので潜在的に書きたいものであったのだと思いました。
自分には絶対書けないと思って思考の片隅にもなかったのですが、やってもないことを最初からできないと決めつけるのはもったいないと思い、挑戦することにしました。文字数は5万文字以内ぐらいで、できるだけ短いものを考えています。
歴史について自分の知識が最もあると思われるのは中国の後漢末の時代…しかも、横山光輝三国志、コーエー三国志、蒼天航路ぐらいという偏った知識しかないのですが、それと似たような中華風架空世界という設定なら、もしかしたら書けるのではと妄想しています。勉強はもちろん必要でAIの力も借りることになるとは思いますが、新たな扉を開くべく努力してみようと思います。