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河東竹緒
@takeo_kawahigashi
2017年9月21日
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2018年11月17日 11:23
乗り遅れました。。。
こんにちは。
続三国志演義に公式レビューを頂いて作品フォローの方が急増し、仰天しました。ありがとうございます。
しかも、0516こと佐藤さんの『デイリー世説新語』と一緒とは嬉しいです。
西晋ブーム来る?(来ない)
レビューが「面白い」だとJAROに通報の危機ですが、「珍しい」だとイツワリ無しです。しかし、長い。すみません。
※
あー、昨日の夜が最大のチャンスだったなあ。。。
折りよく、連載時から「訳者より詳しい読者」として叱咤を頂いたまめさんが、三国志のスピンオフ小説についてまとめておられました。
番外編みたいですが、ご興味の向きにオススメさせて頂きます。
400年前の三世ものスピンオフ三国志小説! 江戸時代から日本各地で読まれ続けた三国志演義続編の日本語翻訳に関する話。
https://togetter.com/li/1289067
続三国志の序にも触れさせて頂きましたが、あわせて、続三国志の原書についても調査をされています。
【三国志後伝】 三国志演義の続編として刊行され、日本で翻案されて独自に発展しつつ、各国を渡り続け生き残り、中国で復活を遂げた数奇な書物の話
https://togetter.com/li/1247279
ご興味の向きには秋から冬にかけての夜長にゆるゆると、三国志の続編の世界をお楽しみ頂ければ幸いです。
※
マイナージャンルの歴史・時代・伝奇ですが、実は良作が多いので、歴史小説全般がお好きな向きに少々オススメさせて頂きますね。
異聞南北朝 逢魔ヶ刻
ははそ しげき
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880906055
中国史南北朝最大のネタ枠「宇宙大将軍」こと侯景さんの波瀾万丈を描いた重厚な作品です。歴史小説を読み慣れた方は是非。他にも中国史に取材した作品を多数掲載されています。
言の葉の陵
真夜中 緒
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883882735
奈良時代。古事記の誕生を描いた美しい作品です。連載中の『巫の系譜』も同じく奈良時代、額田王を描かれています。こちらもオススメ。
津軽藩以前
かんから
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882614542
戦国時代の本州最北端に君臨した津軽為信を描いた作品です。その人生はまさに戦国武将、現在は続編を連載中、大河ドラマを見ているようで楽しみにしている作品です。
羅針盤は北を指さない
崩紫サロメ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884955363
オスマン帝国という日常から遠い世界を、手触り(?)軽妙な文章で描いた中編です。本作に続く会話劇仕立ての作品もあります。いずれも読みやすく遠くに連れて行ってくれます。
それでは、よい読書をお楽しみ下さい。
河東竹緒
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6件のコメント
まめ
2018年11月17日 14:37
おお、お伝えしようと思っていた矢先に、すでにご紹介いただきまして、ありがとうございます。
正直、びっくりしました。タイトルが切れている(笑)ので、こちらにも載せさせていただきます。
400年前の三世ものスピンオフ三国志小説! 江戸時代から日本各地で読まれ続けた三国志演義続編の日本語翻訳に関する話。
https://togetter.com/li/1289067
中村昂然のことを他の方にご教示いただいていたことと、外出していたことで報告が遅れました。
すでに、お読みいただいておられたことは恐縮です。
自分としては、できるだけの情報は詰め込んだつもりです。
取り急ぎ失礼しました。
ヘツポツ斎
2018年11月17日 18:22
西晋ブームを先回りして東晋ブームが来るかな!(来ない)
テキストを追うとレビュアー氏のゴリ押しによって実現したようですね。ありがたいのと同時に、フリーダムだなおい、とw
三国志が楽しいのに異論は全くないわけですが、その周辺にも楽しいの種が埋まっていることをうまく紹介したいものです。そこを実際に「楽しい!」にまで感じていただくのはすごい大変でしょうけれども。
このピックアップで、三国志好きの方に「ん? その周辺も面白そう?」みたいに興味示してもらえたら嬉しいですね。
河東竹緒
2018年11月17日 21:27
まめさま
こんばんは。
タイトルを間違えてしまい、大変に失礼いたしました。内容も楽しみながら拝読しました。
労作、おつかれさまでした。
水野年方さんの挿画が素晴らしいですね。中学生の頃に三国志演義や水滸伝を読んだ際に見た錦絵を思い出します。
劉曜の銅鞭もイメージ通りでしたから、漢文化の知識も豊富な方だったのでしょう。
江戸時代の地方への波及は興味深いです。
この頃、出版文化は都市の性質から江戸より上方、京都と大阪で盛んだったわけですが、同時に米相場がある大阪には全国諸藩の蔵屋敷があり、税収である蔵米を換金していました。
同時に文物の購入が行われていたことも疑いなく、特に藩学や藩校の新刊書籍は上方から送られていたと見ています。全国各地への波及にはそういう背景もありそうです。
これで三国志後伝研究も一区切りですね。
そろそろ次の準備に入らないとなあ。。。
河東竹緒
2018年11月17日 21:37
0516さま
こんばんは。
レビューといいつつ趣味全開ですよね。読者層との懸隔が懸念されます(笑)
三国志を日本人が大好きというより、そもそもの質が全然違いますからねえ。三国志演義、西遊記、金瓶梅は練りに練られた精華ですから。
それと同等というのはなかなかにムチャです。まずは大河から少しでも水が流れ込む溝を掘るよりないのでしょう。
今回のピックアップは多くの方に知って頂くチャンスですが、できることは地道に翻訳や紹介を続けるだけですよね。
まめ
2018年11月17日 22:37
昨日、今日は、「通俗続三国志」日和ですね。奇遇ですが、
私の方も、togetterの本日のイチオシ記事に選ばれました。
大変、光栄です。
https://twitter.com/tg_editor/status/1063710245342461953
今回は、前回よりも勢いが良さそうです。
三国志後伝研究は、他の方の協力もあってまだまだ続きますよ。
内容紹介がまだ、終わっていないですから。
私としては、別に強い興味を持ってもらいたいわけではなく、三国志演義の最も原作に忠実な正統性の高い続編として、あるべき位置にいて欲しいのです。「反三国志」がそれでは寂しすぎるので。水滸後伝には及ばなくても、同じおまけの田虎・王慶よりはずっと良質ということですからね。
水野年方さんの挿画の掲載は、半分以上ができたので良かったです。あれは、本当に見栄えがしますね。
新日本古典総合データベースは国会図書館から帰る時に神保町で買った和本の参考文献に旧のデータベースのことが掲載されていて、検索して気づいたことは相当な収穫でしたね。意外と東洋史の方はご存じないので、気づきませんでした。
https://kotenseki.nijl.ac.jp/
地方での普及状況や、韓国まで存在することには驚きました。総督府にあったものか、朝鮮の使節が持ち帰ったか、分かればもっといいのですが。
後は内容紹介をどうするかですね。ここからは私の方で頑張ろうと思います。
河東竹緒
2018年11月18日 13:10
まめさま
こんにちは。
〉togetterの本日のイチオシ記事に選ばれました。
素晴らしい。
こちらも公式が選んでつぶやくのですね。2日連続で三国志後伝絡み。やはり、西晋ブーム(以下略
〉三国志後伝研究は、他の方の協力もあってまだまだ続きますよ。
そうですか。
内容紹介やそれに関する調査や交流の中からまた新しいことが分かるかも知れませんね。広がるにつれてさまざまな情報が集まるものですから。学生時代に抱かれた疑問がこういう形に結実するとは面白いものです。
〉「反三国志」がそれでは寂しすぎる
たしかに、水滸伝に比べて三国志演義の続編は影が薄いというか、ないも同然ですからね。
反三国志は続編というか、2次創作のイメージでした。続編というと、石珠演義の方ですかね。あれはあれで荒唐無稽みたいですから、たしかに主要な続編とするにはなかなか厳しい。
〉新日本古典総合データベース
国文学研究資料館がこんなデータベースを公開していますか。日中交渉史の1ジャンルとして漢籍輸入の研究はありますが、最近はあまり聞かない印象を受けます。
学生時代に大庭脩『江戸時代における唐船持渡書の研究』とか面白く読んだ記憶がありますし、国史側からもアプローチ可能なので、もっと盛んでもバチはあたらないのですけどねえ。
〉韓国まで存在することには驚きました。
たしかに、通信使を通じた交流は江戸期を通じて継続されましたから、もっとも密であったはずです。対馬藩には朝鮮方という窓口があり、釜山には倭館があったくらいですから、さまざまなルートが考えられそうですね。
〉後は内容紹介をどうするかですね。ここからは私の方で頑張ろうと思います。
やり方は色々とありそうですので、楽しみついでにできるやり方にされるのが一番よいと思います。続三国志演義も自分が楽しみやすいようにするのが目的でしたから、続いたのだと思います。
お楽しみ下さい。
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ルビ振る夜(通史について)
ひたすら読む日々。