こんばんは。毎度お馴染みNHKの回し者です。
テレビからすっかり心霊オカルト番組がなくなった今日この頃、
ふがいない民放に代わって(?)
意外や皆様のNHKでやってたりします。
栗山千明がナビゲーターを務めるレギュラーの
「ダークサイドミステリー」
も、なかなか興味深いテーマを取り上げて面白いですが、NHKらしく「科学的常識」で解明しちゃうのがオカルト好きには「ちぇっ、つまんねーの」と思う事もしばしば。
日本各地に伝わる怖い伝説を再現ドラマと共に紹介する
「こわでん ~怖い伝説~」
なんてスペシャル番組もあります。
レギュラー番組への道「業界怪談」
というトライアル企画?もあります。
レギュラーになったらいいけど、ないだろうなあ~~………
全3回の放送で、後1回、BSですが、金曜日に放送があります。
それぞれの業界人が体験した、怖い話を、
「これは実際の体験を元に構成しています」
という再現ドラマで紹介。「ほん怖」みたいですね。
第1回「清掃編」
第2回「建設編」
それぞれ2つずつ再現ドラマがあって、業界人の座談会で補強。
軽~く、最初の再現ドラマを紹介しますと、
清掃会社スタッフの体験。
急な依頼でアパートの一室を清掃することに。
いつも通りに清掃していると、風呂場から水音が。
行ってみると、シャワーが出ている。嫌な感じ。
一通り終わって、最後、仕上げのフローリングのワックス掛けに取りかかったのはもう夜中。
モップでワックスを垂らして、広げようとした時、
ぺたぺた、ぺたぺた、
と、何やら叩くような音が。
ぺたぺたぺたぺた、 ぺたぺたぺたぺたぺたぺた、
その内、
おぎゃあ、おぎゃあ、
と激しく泣く赤ん坊の声が。
たまらずに部屋を逃げ出すスタッフ。
翌日、昨日の続きをやろうと戻ってくると、住人の女性が顔を出して言う。
「その部屋、よく赤ちゃんの泣き声がしてねえ。若い夫婦が住んでたんだけど、なんだか急に泣き声が聞こえなくなって、そう思ってたら間もなく引っ越してね。赤ちゃん、どうしたのかしらねえ?」
スタッフが部屋に入ると、昨夜ワックスを垂らしたままの床には無数の…………
と言った感じ。
NHKがこういうの作ると、怖いんですよ。
演出はオーソドックスで抑えめ。出てる俳優さんも無名の人ばかりで、そこがリアリティーを感じていいです。
さすがなのは撮影ですね。リアルでいいです。
NHKでこういう企画が出ると、きっとスタッフは大喜びして張り切るんでしょうねえ。
今度の第3回は「登山編」です。
で、
「こわでん」とか「業界怪談」とか見てたら思い出したことがありまして。
というわけで書いたのが、
記憶の中の「幽霊滝」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054921923083です。
その昔(笑)、「日本の面影」という、小泉八雲の伝記ドラマがあったんですよ。
小泉八雲と言えば「怪談」で、ドラマ中に4つ再現ドラマで紹介されています。
その中の1つ、
「幽霊滝の伝説」が、ま、はるか昔の記憶の中でのことなんですが、これまで見た恐怖・怪談ドラマの中で、「あれが最も怖かった」という風に覚えてるんですよ。
どんなお話か紹介してますので、よかったら読んでやってください。