申し訳ありません、前回のコラムで「次回は最高にカッコイイ短歌が出ますぜ!」と言っておきながら、上の句しか出ませんでした。
なので予定を変更して、今回は本作の真ヒロイン(え?)・一茶ちゃんについて語りたいと思います。
元ネタは皆さんもご存じの小林一茶ですね。
『柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺』以降、出来るだけ他人の俳句を使わないようにしていたのですが、出してしまいました。
ぶっちゃけあんまり回復効果が見込めるような俳句がなかったんですよね。
とは言え『やせ蛙 負けるな一茶 これにあり』もなかなか微妙なところです。
ピンチな状況を応援する一句、つまりバフを掛ける効果はありそうですが、回復はあんまりしなそうな気がしますね。
そこで一茶ちゃんです。
どこかユーモラスでお茶目な感じがする俳句を残した小林一茶を女体化することで、回復効果を狙いました。
しかも小林一茶なんですが、実際に結構エロい人なんです。
てか、50とか60とかいい歳して「今夜は妻と何回ヤった」といちいち日記に残す性豪なんですよ。
その一茶が女体化したら……うん、なんかミイラになるまで吸い尽くされそうですが、まぁエロい格好で応援してくれて元気にしてくれそうな気がします。
そしてそんな子がいきなり現れたら空が怒るのも仕方がないような気もしますね。
では、次回こそカッコイイ短歌の下の句が出ます。
そして誰が詠んだ歌か、分かっている方は分かっていますよね?
泣いてください。僕は本編を書きながら泣きました。