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無双の細道こぼれ話第三十五回:鎌倉殿と私

 今回の話を書く前日に、雪が振りました。
 鎌倉の鶴岡八幡宮に、雪が降りました。
 
 というわけで分かる人は分かると思いますが、今回は私が今年どっぷりハマった大河ドラマ『鎌倉殿の十三人』のお話です。
 まぁ、面白かったですよね。地獄だけど。

 そもそも私は大河ドラマを見たことがほとんどありません。そもそもドラマ自体、もう何年も見ていません。
 そんな私が何故『鎌倉殿』にハマったか。
 それは何気に見た再放送がきっかけでした。ツイッターで話題になっているのは知っていたので一度試しに見てみようと軽い気持ちで見てみたのです。
 
 その回が『鎌倉殿』屈指の人気者・上総広常が処刑される前の回だったんです。
 その時は「なるほど、脚本が三谷幸喜さんだし、面白く出来てるな」という印象でした(三谷幸喜さんのドラマは『警部補・古畑任三郎』『王様のレストラン』『振り返れば奴がいる』など、学生時代にハマりました)。

 で、次の回を見て完全に『鎌倉殿』に魅了されました。
 まぁ、びっくりしますよね。ウソでしょ!?と思いました。
 そこから毎週の日曜日が楽しみになるほどにハマりました(まぁ地獄のドラマなので苦しさもあるのですが)。
 ドラマや邦画をこの十数年ほとんど見ていなかったので、名前しか知らなかった役者さんの見事な演技にも感心しましたね。私の中で小栗旬なんて銀魂の銀さんのイメージしかありませんでしたもの。
 
 そしてその中で源実朝の詠んだ『大海の 磯もとどろに よする波 われて砕けて 裂けて散るかも』を知るわけです。
 ドラマの中では「そんな暗喩で使うの!?」と驚きましたが、まぁカッコイイ短歌ですよね。
 ラスボスの仲麻呂がクライマックスで繰り出すのに相応しいです。

 ちなみにラスボス戦が保和殿の階段で行われているのもまたその影響だったりします。
 

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