今更ですが、今作は「そうだ、科挙にバトル要素をいれたら面白くなるんじゃないか?」という発想から生まれました。
そこで最初に考えていた主人公が、今回ついに登場したラスボス・阿倍仲麻呂です。
本編にもあるように阿倍仲麻呂は遣唐使として唐に渡り、結局、日本に戻ることなく玄宗などに仕えました。
科挙に合格したと言われていますが、本当のところはかなり疑わしいそうです。
なので当初は阿倍仲麻呂が科挙に挑戦する話を書こうと思ってました。
が、とある日、夢を見たのです。
松尾芭蕉を主人公にしなさい、と。
実際、仲麻呂を主人公にしようと考えたものの、プロット制作は難航していました。
しかし松尾芭蕉を主人公に据えると、仲麻呂をラスボスに出来るじゃないですか!
かくして一気にプロットが出来上がって、今に至ります。
仲麻呂とのラストバトル、どうぞご期待ください。おバカなくせに燃えるぜ?