カク……レンジャー。カクレンジャーが好きです。
Youtubeで戦隊もののカクレンジャーを公式で公開していますが、あれメッチャ面白いですよ!
子どものとき観ていましたが、今観てもすっごく面白いのって凄いですね、あれ。
まずね、悪者の妖怪に対してカクレンジャーが「成敗!」という決め台詞があります。
親指を上にしてグッとしてから「成敗!」と言いながらグリンッって親指を下に回すのがカッコいいのよ!
ケイン・コスギ氏が演じるジライヤは片言で「セイバイネッ!」って言うのも、それはそれでいいの!
しかも! 父親のショー・コスギ氏がジライヤの強敵として特別出演する回もあって興奮ですよ。
熱い格闘戦で非常に見応えがありましたわね。
戦いのラストには、「これ子ども番組の血の量じゃねえだろ」っていうくらいショーさんが口から血を吐いて倒れ伏し、重い設定を語り出すという。
当時の子どもは楽しんで観ていたのか?とも思いますが、私も好きで観ていたので、そうなのかしら。
そしてね! なんと敵の幹部役でエンケンこと、若かりし頃の遠藤憲一氏が出演しているのです!
若くてシュッとしていて、なぜかパンクロッカー?みてえなメイクをしているのですが、何か雰囲気があって色気があるのがホント凄い!
しかも、なぜか「今日こそ終わりよ、カクレンジャー! 必ずあなたたちを倒してあげるわ!」という中性的な話し方。
大魔王の息子、貴公子ジュニアで強力な妖怪のガシャドクロで、なぜか外見がロッカーでその話し方とか。
ハンバーグカツカレーに目玉焼き乗せたみたいなボリューミーな設定。見習いたいものね!
しかもエンケンさん(ジュニア)はもうカクレンジャーに倒されたのでYoutubeで観られないという。もっと早く言いなさい!
でも、ジュニアの最期の言葉が「この私がやられるなんて……。父上ー!」で
ジュニアの死を知った大魔王が「おのれ、よくもジュニアを倒してくれたな。カクレンジャーを必ず血祭にあげるのだ」って怒ってるのがよかったわ。
それまで大魔王がドライで、息子のジュニアを使い捨てにしているのかもと思っていたから、いい親子関係で嬉しかったの。
あと驚いたのは、今私が住んでいるところの近くで当時のロケをしていたのね。
自宅の近くでエンケンさんが人間を攻撃しているのでビックリ。
「そこってそのときからそうだったの!?」みたいな。不思議な縁を感じたわ。
さて、ここまで長々と書いてきたけれど、驚かないでね。
これが前置きなの。
私が言いたいことは、今観ても当時のカクレンジャーが面白いのは凄いということ。
たかが20数分の間に、日常の導入から敵が現れて、ピンチになったけど逆転して勝利。
しかも、凄く見応えがあるというか。このテンポ感と内容の濃さは勉強になるわ!
長くなったから、今日はここまで。
本当は、もっと近況を書きたかったけれど、もうみんな飽きているのは分かっているから。
私の話し方もエンケンさんに侵蝕されてしまっているし。
次こそは必ず受賞して見せるわ! 覚悟していなさい! ハハハハハハ……!