スイミー

鎌北湖も巾着田もツーリングで行きました。風景が鮮明に蘇るような描写で良いですね。後ろに誰かいたんでしょうか。気のせいのようなのでそうでないような。 誰しもが一度感じたことのあるくら…続きを読む

夏目漱石の夢十夜を読んだことがなかったので、ネットであらすじを読んでこの話のオチに納得。 ホラーのようでいて哀切を感じる恋物語の後日譚とも感じる胸に沁みるお話。 彼女が誰を想ってい…続きを読む

病院特有の閉塞感と徐々に迫ってくる恐怖が良いですね。
ほん怖の阿部寛の回を思い出しました。
婆さんから襲わないお墨付きをいただいて少し安心しました。

世界も時代も違えど閉鎖的なコミュニティで働く人間の心理は変わらず、
そんな中で小さな希望に縋ろうとしたマルタには天国に行ってほしい。

触れてはならぬと言われれば触れたくなるのが人間の性で、箱を開ける瞬間は読みながらワクワクしてしまいました。歴史をかけて積み重なった人間の呪いって本当に恐ろしい。

現れた悪霊が寂しく死んでいったお婆ちゃんだと思うと、なんだか哀切を感じますね。もしかしたら猫が他人に懐くのに嫉妬したのかなと勝手に想像が膨らみました。
孤独は身に染みますね。

その後どうなったのか、人形はどんな顔をしていたのか、最期まで描かず、人形に手を握られる瞬間で締め括られるところに、恐怖の余韻を残されてしまった。。

『本当の本物の真実』伝えるという都市伝説じみた曰くありげな深夜の報道番組。 思春期少年の痴態と最後のオチはある意味ホラーではあるが、この少年は一体どれほどの欲求不満を抱えているのだ…続きを読む

黒雨のタクシー怪談。 死後も自分の死に気づかず、死ぬ前の日々を繰り返し送るという展開。私も似た話を書いているのですが、死のループというのは不気味で怖いと改めて思いました。2人の視点…続きを読む

知の探求により神の棲家となる神秘性が失われてしまうという発想が面白いと感じました。科学の発展と神様への信奉の衰退という現代的なテーマにも通じるようで勉強になりました。

天国でのんびり過ごすという疲れた現代人が求めるスローライフ感が良かったです。ただ、ホテルの内装や街の風景等描写が少なくて世界のイメージが膨らまないので、そのへんの描写が欲しかったで…続きを読む

思春期溢れるモヤモヤ。
中学高校の時の自分を思い出すようでなんだかチクチクザワザワしてくる感覚。