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【ネタバレ】妙漣寺鴉郎というキャラクターについて。

 まずは引用から始めます。
「ここまで四つの世界を見てきたなら分かるだろ?それなりに平等で、未来への展望があって、ただそこにいるだけで愛され、満たされる。世界がそういう状態である事は稀だ。本人たちが気付いていないだけでな。大きい話なら紛争、内乱、戦争。小さい話なら…同年代だけが集まるコミュニティの過疎化とか、慣れ親しんだブランドの落日とか、流行の終わりとか。社会が複雑化すればするほど、生存競争は苦しく、残酷で、目立たないものになる。この世界はそんな複雑さとは無縁だった。シンプルだった。幸福でもあった。だからこそ滅んだ。剪定されたんだよ。幸福が続く世界、完璧な世界だからこそ、人類史に不要として剪定された。笑っちまうよなぁ。アナタたちは平和、平和と言うけれど。その平和な世界を否定するのが人理なんだもの。まさに“苦しむ為だけに生きている”よ。よく覚えておけ。“汎人類史のほうが平和だ”なんてとんでもないぞ。どんな異聞帯より過酷で、もっともおぞましい地獄。それがアナタたちのセカイだってコトを」

 …長くね?
 なるほど、4章で終わるはずの男が6章までへばりつくわけだね。どんだけ愛されてんだよアンタ。
 ていうのは冗談ですが、僕は思うに4章のぺぺさんのセリフだけ別のライターさんが書いたのでは?明らかに他と画風が違います。ていうか、6章の味がします。4章のぺぺさんのセリフ、6章の味しかしませんよ。だってそうでしょう?
「クリプターたちの部分を担当しました」
 って、本人も言いましたし。

 あとオネエ言葉が好きじゃないので引用した際に捻じ曲げました、僕が。

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