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いくひ誌。【1291~1300】

※日々理想ばかりが磨かれていく。


1291:【SFって難しい】
SFの小説で、描写のみで世界観を説明するのはむつかしい。どうしてもキャラ同士の掛け合いで、細かな設定を詳らかにしていかないと物語が進まなくなる。個人的に、あまりやりたくない。とはいえ、前提知識のない状態で特殊状況を描写しても、けっきょく地の文で説明しなくてはならなくなり、テンポがわるくなる。会話でかみ砕いていったほうがエンタメとしても読みやすい小説になるように感じるが、やはりなるべく描写を通して、ストーリーを転がしていきたい。会話文を多くすると文字数がするする嵩むので、抑えるが、ひょっとするといまは会話文を多めにしたほうが読者にとっては好ましいのかもしれない。いろいろ試していこうと思う。


1292:【雨】
雨音は好きだけれど、雨に濡れるのは苦手だ。あたりまえのことを言っているかもしれない。でもいくひしは雨音を聴いているだけで一晩中起きていられるし、雨に濡れただけで腹が立って仕方がなくなる。ただ、雨音を聴くときは、独りじゃなくては苛立たしいし、全身すっかり濡れてしまうと却って清々しく感じられる。きょうは雨で、夕方から出掛けようと思ったが、お休みにした。はやめにおふとんにくるまって、雨音に耳を澄ましながら、いつかくる死の瞬間を思い浮かべられるだけ思い浮かべて、宇宙の果てを考えるときみたいに、じぶんの器が溶けてなくなっていく感覚に身を委ねようと思う。なんて並べておくと、なんだコイツ危ない人間か、なんて引かれそうだし、ややもすればコイツはなんか独特な感性があるのではないか、なんて思ってもらえるかもしれない。あんがい、みなも似たような傾向があり、なんだあんたもか、なんて共感されることも否定しきれない。2018年5月2日のきょうはまじめなようで、ふまじめなことを並べてみました。雨の日って、しずかなようでさわがしいですよね。あなたは雨、好きですか?


1293:【世の中の傾向】
いくひしはよく極端な一般論を口にする。こういった層にはこれこれこのような傾向がありますね、といった具合だが、その傾向の抽出方法は、主として三つある。一つはツイッターなどのSNSを眺めていて感じられる傾向だ。一つの事柄に対してさまざまな意見を眺めていると、それとなく意見ごとにそれを発信する人たちの共通項が見えてくる。むろん傾向なので、例外はある。また、SNS上の情報であるから、そもそもが絶対数に対して偏りがあるので、信憑性はけっして高くない。いくひしの勘違いである確率も低くはないだろう。物事を推し量る目安として、そういうこともあるかもな、という視点で、考え方の一つとして発信している。二つ目は、いくひしの物理世界で関われる範囲の人物たちの発言から抽出できる傾向である。SNSよりも遥かにサンプル数がすくない。ただし、実際に面と向かって応対しているので、得られる情報が桁違いである。ふしぎなのはSNSから抽出した傾向と相反する事例が多い点だ。合致しないと言っていい。SNSを利用する層――とくにRTされるような発言をする人物たちと、いくひしの身の回りにいる人々のあいだには何かしら隔たりがあるのかもしれない。三つ目は、いくひし個人の深層心理を掘りさげ、一般化して抽出する手法である。小説のなかの世界観や傾向は、ほとんどすべてこれである。いくひしが凡人であればあるほど普遍性の高い小説になる。ひるがえっては、あまり受け入れられないのならば、いくひしの感性が一般的ではない可能性がわずかなりとも高くなる(駄作だから受け入れらないだけ、という可能性も否定できない)。ところで、さっこんの風潮として、何かをカテゴライズして考えることが非難される例が見受けられる。何かをひとまとめにして思考し、判断することが咎められるのであるが、それは飽くまで考え方の一つのはずだ。抽出した傾向を絶対視すれば差別やヘイトの助長につながるが、そうでないのならば、そういう考え方もありますね、と認めることは物事を判断するうえでは欠かせない。誰もが物事から偏見という名の傾向を抽出し、生活するなかでの判断材料にしている。例外があることに目を向けながらであれば、枠を当てはめ思考することそのものは、けっして責められるものではないはずだ。カテゴライズすることや偏見そのものを過剰に蛇蝎視するさっこんの風潮には、いささか思考停止に似た臭いがしないでもない。前にも述べたが、主語を大きくして語ることを嫌悪する人々は、「私」と「あなた」だけ構文だけで物を語ったらいかがだろう。ともすれば、そのさきに行き着くのは「私」のことしか話せない窮屈な世界ではないだろうか。(じぶんのことしか話さない世界はそれはそれで生きやすそうではあるが)(要するに、会話がなくなり、しゃべる必要性がなくなる)(※根本的な問題として、偏見そのものに瑕疵があるのではなく、偏見を元に何かを排除したり、横車を押しとおそうとする姿勢に難がある。何かを正当化するためには、妥当な理屈と広く適正なデータが必須だ)


1294:【両立】
編集者に文句のある作家は自力で編集者の仕事をできるようになるほうが建設的だ。あべこべに作家に文句のある編集者は、自身が作家になったほうが手っ取り早い。これからさきは徐々に、そういったハイブリットなクリエイターが増えていくだろう。初期のころに有利なのはおそらく、編集者あがりの作家である。編集作業のパッキング化がすすめば、後者が徐々に頭角を現すようになる。いずれにせよ優先されるのは見る目のよさだ。原石を見つけ、誰より早く世に広める。才能取扱い事業で優先されることの第一は発掘と拡散であり、時代の変遷に伴い、収益化は自ずと確立されていく(なぜなら現状、場を提供するサービスがもっとも収益をあげるからだ。SNS然り、配信サービス然り。なかでも、お金を稼げる場を築き、提供することがもっとも事業効率が高い。誰もが個人で、才能を売りにだすだけで稼げる時代がやってくる。自身に影響力が残っているあいだに、新しい才能を世に放ち、見返りをもらうスタイルが流行るだろう)。作家が作家をプロデュースするようになる時代はすぐそこに迫っている。


1295:【焼肉】
ちゃ! いくひしです。きょうはいくひし、焼肉です。牛ではなく豚ですがいえー、肉だ肉だー、やったぜー!!! うんまーい! 馬じゃないのにヨッタうまーい! さいきんはたんぱく質不足で背中が痛かったのですが、食った途端になくなるのね、痛み。薬とかもいくひし、飲んだ途端に身体が楽になる。野菜とか摂ったときも、胃に入った瞬間から身体がみずみずしさを取りもどす感じある。コーヒーとかもそうだな。消化される前から身体のほうでリミッター外す感じ。いままではずっとプラシーボ効果かなって思ってたけど、メッセージ物質のこと知ってからは、案外、胃に入ったら消化を待たずにすぐさま身体に反映されるのかなって思ったかっていうと、そんなでもないな。べつになんも考えてない。お肉おいしーってしか考えない。だってそうじゃない? 小難しいことふんふんってしながら食べるお肉、おいしい? うまくないよね? だめじゃん。もっと食えと。無心で食えと。お肉のありがたみを噛みしめろと。だってお命頂戴してんだぜ? うんまーいって食べるのが礼儀っしょ! 馬じゃないけど! 豚だけど!!! あ、今ね、食べならがこれ打ってるんですけど、行儀わるいですね。ごめんなさい。でもほら、一人で食事してるとさ、よくないって言うじゃん。淋しいわけじゃないんだけど、ほら、孤食なんて言葉もあるくらいだし、なんかみんなで食べたほうがおいしーんだよーって言いますでしょ? だからいくひしさん、このお肉おいしーって感動をね、どうしてもみんなと分かち合いたかったんだ。どう? うらやましい? 食べたい? はい、あーん。なんつって!!! この肉ぜんぶいくひしんだい! 一切れたりともあげないもんね! チミはそこで指をくわえて見とくといい。へっへーん!!! なんて妄想しながら、もぐもぐさびしく、しずかに食べてます。お肉、おいしいです。いつかあなたとも焼き肉食べにいきたいな。


1296:【動画】
ここ一週間はまいにち絵を描き、動画を撮っています。絵はなかなか上達しません。動画のほうは、以前からちょくちょく撮っていました。だいたい十年くらいになります。短い動画をいくつも撮るのです。いちにちですくなくとも0.5GB、多いときは6GBくらいの容量になります。ですから、なるべく本気モードのとき以外は撮らないようにしていましたが、さいきんはまいにち遊びでもいいので撮るようにしています。新しい外付けハードディスクが入り用です。それともクラウドに載せとけばいいのでしょうか? 無料のやつありますよね。ちょっと検索してみましょうか。検索しました。うーん。無料だとグーグルので15GBでした。ちょっと足りません。一週間もちませんね。どうしましょう。いまのところは、8GBのSDカードに詰めこんでいます。四枚はありますでしょうか。1TBのハードディスクもすでに満杯で、ほかに500GBのものが二枚、満杯寸前です。ちょっと撮りすぎですね。ほかにもDVDRに焼いたものが大量にあります。十~五年くらい前のものでしょうか。観返したりはしません。いつかダイジェストに編集したいものです。中身ですか? 盗撮ではありません、とだけ言っておきます。もちろんアダルトな動画でもないのですが、プライベートではあるので、ここでは内容には触れずにおきましょう。


1297:【どうが?】
マンちゃん何すましてんの? プライベートなら黙っときゃいいのに、ねぇ、ちがう? ちがわないよね。かっこつけるのやめなさい、いいコだから。ね?


1298:【いいじゃん!】
うるさーい! いいでしょタマには、いくひしだってなんかいいねって思われたいの!!! あるでしょ、そういうの! ないの!? うっそーん。


1299:【いかりや長介って知ってる?】
きょうは「いくひ誌。」の代わりに短編をあげようと思って、パチパチ打ってたら六千字を超えたところで、なんだかおもしろくなりそうなので、きょうはそこでちょっといったん区切って、数日かけて一万五千字くらいまで育てようと思います。なので、別個にこれを並べなあかん。日のノルマ三千字で制作中の小説のほうは、ようやく物語が佳境に入りました。ラスボスと対峙したところなので、あと二日で終わるかな、と思います。終わるのか? で、一週間前から自叙伝をしたためはじめまして、毎日千字ずつ進めています。三か月で十万字換算で進行させていきます。いまのところいくひし史上純度百パーセントの読者不在な小説になっております。完成したらタイトル替えて、しれっと新作として電子書籍化しようかと思います。おもしろいかおもしろくないかで言うと、んー、読まれたくはないな、というのがしょうじきな気持ちです。はい。思うんですけど、小説これだけ書きましたよー、みたいなのはあまり並べないほうがいいですよね。小説は、完成品だけでしか評価できないわけでして、その進捗なんか読者にとっちゃそんなのかんけーねー、なわけなのです。ふっるいギャグを持ちだしてきちゃいましたが、そんなのかんけーねー。いまさらですが汎用性高いなこのギャグ。あしたはというか、日付変わっての五月六日のきょうですね、文学フリマ東京みたいですね。行きたかったです。欲しい本がけっこうある。自著は電子書籍化しかしてないいくひしさんですが、やっぱり紙媒体の物理本のほうが愛着があります。お金出して買うなら、紙のほうがいい。そこでしか手に入らないってんなら、やっぱり行きたくなるのが人情ではないでしょうか。誰か代わりに行ってきてくんねぇかなぁ。いくひしに友達さえいたらなぁ。なんだったら奴隷がほしいなぁ。なんつって! はい。この「なんつって!」ってのもけっこう古いんじゃないでしょうか。だっふんだ、くらい古いと思います。若い人にはもう伝わらない気がします。なんてな!


1300:【兄の嫁と暮らしています】
ちゃー! いくひしです。なんだかんだ「いくひ誌。」をつづけて1300記事目です。区切りがいいようでそうでもない! 短編を抜けば60万字を超えていますが、とくに要望がなければ電子書籍化するのは再来年とかになると思います。なんでこんなんまいにち並べてるかっていうと、あとできっと、「いくひしさんみたいになるにはどうしたらいいですか?」って質問を受けるようになるといいなって思ってるからです。聞かれても困るので、とりあえず、こういう日々を過ごしていましたよーってのを、いまのうちに並べておこうという魂胆です。こういうの諺でなんて言うか知ってますか? 捕らぬ狸の皮算用です。いくひしかしこいでしょ? ところで、世のなかでどうして名著とか古典が重要視されるのかと申しますと、その、えっと、わかります? いくひしはわかりません。ただ、一つの可能性として、それそのもののおもしろさというよりも、その時代にあって、なぜ作者はそれだけの視点を持てたのか、という閃きの軌跡が、そこはかとなく載っているからではないでしょうか。回路みたいなものですね。あとになってからでないと評価できない類のあれなので、時代が熟成するのを待つしかない。負け惜しみですか? 負け惜しみです! はい。きょうはくずしろさん著のマンガ「兄の嫁と暮らしています4巻」の感想を述べたいと思います。その前にいいですか。なんかきょう、遊び場に行ったら、刀を背負っているコがいたんですよ。日本刀。なんだーって思ったら、傘だった。取っ手の部分が刀みたいになってんの。なんだそれーって久々に中二心を刺激されました。ヨッタほしい。はい。マンガの感想と関係なくてごめんなさい。「兄の嫁と暮らしています4巻」でしたね。おもしろかったー。ジャンルとしてはきっと百合としてスタートしたこのマンガ、段々、人間とは、人生とは、みたいな普遍的なテーマが滲みだしてきていて、どんどん深みが増していく。いくひし、何度目かの告白になりますが、くずしろさんが好きなんですよ。作家買いしちゃうマンガ家さんです。誰かに依存することと、愛情とのあいだに明確な差ってあるんでしょうか。そばにいないと困る。自己がたもてなくなる。でも、それってそんなにわるいことなんでしょうか。行きすぎると相手を束縛し、自由を奪ってしまうようになるから問題だと言われてしまうけれども、依存しあえたなら、それはそれでアリじゃない? だめ? いくひしは依存しあえるくらい愛しあいたいタイプなので、あ、もちろん、依存しあわずに、なんの枷もなく、たとえ天の川でさえぎられようと想いあえる繋がりもだいすきで、理想ですけど、それはそれとして、相手がいないと生きている意味がないってくらい相手に依存し、依存される愛も、それはそれでステキだなー、いいなーって思います。きもちわるい? なんでそんなこと言うの! ふんだ! なーんて万年脳内花火大会のいくひしまんでした。さいきんオチをサボってますけど、オチがないとだめ? バッド? バッドマン? ちがった? ごめんちゃーい!!! おやすみー!


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参照:いくひ誌。【1241~1250】https://kakuyomu.jp/users/stand_ant_complex/news/1177354054885583149

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