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いくひ誌。【161~170】

※日々おもいがけぬことの連続であるほうがメリハリがあっていいなぁ、でも何事もなくモノガタリに没頭できるほうがいいなあ。


161:【オツムに穿かせるオムツはない。被ればすなわち即ヘンタイ】
いくひしはねー、かしこそうなのにねーってよくいわれるの。でもそれってホントはおつむがよわいねーってことなんだねーっておともだちにいわれて、いくひしねー、すごいぃかなしくなっちゃった。でもねー、よくかんがえてみたらねー、いくひしにおともだちなんていなかったの。かしこそうなのにねーなんていってくれるひとも、いなかった。またポカしちゃった。いくひし、うっかり屋さんだから。ごめんなさい。でも、このごめんなさいも、ID未指定のままだからどこにも届かず虚空に埋もれて消えるだけ、なんてまたおともだちがいうの。むつかしいことをいうの。やっぱりそこで、かしこそうなのにねーって目を細められて、じゃあねって、おそらに逃げるふうせんみたいだねーって、言い換えてくれるの。なるほどそうだったのかー。いくひし、うんうんってきくでしょ。それから、それって、うれしくないなーって。うれしくないよって。こらーって。いくひし、すこしだけおこっちゃった。すこしだけこらーってされて、おこられるのっていやだなーってなって、だからいくひし、すこしだけぷくーってするよ。あたまナデナデしてくれるまで、ぷくーってする。そのままするするっておそらに浮いてっちゃうかもー。そうおもったらすこしだけぷくーってするのもたのしいね。ぷくー。


162:【公開停止】
2016年、09月10日。自作、「私は性器が好きなだけ~~人工名器に凜と銘じ~~」が現在進行中で公開停止処分にされております。カクヨムさんの規約に違反しているとのことなのでしょう。具体的な説明がなく、ただ赤く「公開停止」と書かれているだけなので、どこがどうダメなのかがよくわかりません。以前、小説家になろうさんのほうでも規約違反扱いされたので、ならばカクヨムだい、とばかりにこちらに移転してきたのですが、ここでもダメだったようです。かなしいぜ。そういうわけで、ほかのところに転載しようと思います、というご報告まで。とりいそぎ。いそぐ理由もないけれど。(以下、私は性器が好きなだけ~~人工名器に凜と銘じ~~まえがきです):――選挙権が18歳からになったからといって、世の18歳たちの精神年齢がこぞって高くなるなんてことはないわけで、まあ、基本的に世の中の動向はさしてなんも変わらんでしょうよ。少子高齢化の嘆かれて久しいさっこん、なんなら四半世紀前から、こと票田としての層としては最弱であろうし、政党、候補者への評価基準は身近なおとなの影響をたぶんに受けるわけでして、まあ、そこらのおとなたちの予備投票用紙として扱われないようにすこしばかりの意識を配ってほしいとすこしうえの世代としては注意を喚起しておくよ。せんぱい面したい季節なのさ、ぽかぽか陽気で寝不足なのさー。ところで、18歳以下は根こそぎ禁止、それが18禁の意味なのだけれど、急すぎる話題についてこられる? だいじょうぶ? 18禁に結びつけたいがために選挙の話をだしたけれど、このさき、選挙の話題にゃいっさい触れないし、触れるつもりも毛頭ないなので安心してほしい。政治と野球と宗教は、時と場所と場合を弁えて、TPOなんつって無駄に横文字の頭文字が並んで、まあオシャレ。ダジャレ好きないくひしさんはどちらかといやーおやじっぽいっつうか、おやじギャグっつうか、そういうオシャレでキラキラしたものは苦手でござって、いっそモザイクで全身おおってもらってもいいくらいで、歩く18禁っつーか、18禁が歩いてるっつーか、どっちも同じ意味だし、無意味だし、モザイクしてても無駄なんじゃねーのけっつって、どこいってもあなた規約違反してません?っつって、四方八方、上下左右、耳たぶの裏から爪の垢まで、18禁で死角なしなわけですよ。パシパシ18禁のレッテルを貼られつづけて十余年。産まれたころは天使みたいな扱いだったのになー、なんっつってむかしのアルバムひっぱりだしてきたりして。もはやイマドキの18歳はアルバムなんてないのかなーなんて、ぜんぶがぜんぶデジタルなのかなーなんつって、エロがネットを浸透させたなんて言説があるけれども、そのアルバムファイル、エロに利用されないでね? せんぱい面したい季節なのさ、ぽかぽか陽気で寝不足なのさー。寝不足っていやーさいきんってか、ここ数年、何らかのバイキンにでもなった気がして、せめてそっちの菌よか金がよかったぜー、18金ならよろこんでーっつって、下卑た顔のひとつでもしてみせりゃ、それこそTPO違反、なんならわいせつ物陳列罪にでも問う向きがつよすぎない? だいじょうぶ? いくひし、ひとまえに出てもだいじょうぶ? せめて近所のコンビニくらいにはいかせてほしい。マスクして歩くから。マズイくらい厚着して歩くから。ぽかぽか陽気で寝不足なのは、或いは厚着でマスクで寝苦しい夏の夜のせいかもわからんなー。18禁、18禁、みんなしてちょっと過敏になりすぎてない? ちょっとの刺激で感じすぎじゃない? いいのよ、いいの。区分けはだいじ、過激なものは過激だし、おとなとこどもはわけるべき。でも、ゾーニングってぇまたぞろオシャレな横文字で表現できる、そうした区分けも、ちょいと、さいきん、いきすぎてない? べつにいくひしが歩く18禁扱いされてるからってわけじゃなくはない。もうほとんどそれが理由。不満、愚痴のオンパレード、そこに正当性がひとつでもあるのかいって言われたらぐうの音もでない。いびきすらかかない。さいきんとんと眠れてない。ぽかぽか陽気とか関係なかった、単にストレスたまってた! おいらの小説、いったいどこが18禁なのさ、じぶんの子供にだって読ませられるぜ、読まれたくはないが、読ませるくらいはできるのだぜ。子供なんていなけりゃ予定もないが。……予定、なかったかー。しりたくなかったー。幼いころにエッチな資料で勉強できてりゃいくひしだっていまごろ子だくさんだったわい! それがいいことかどうかはわからんけれども、いったいだれだよ18禁なんて規制もうけたの、いったいどこの政治家だよ、国会議事堂かよ、政府かよ、ちくしょー、こうなったら占拠してやる! なんて熱くなってもいいことなんてひとつもないし、暑苦しい夜はやっぱりなかなか寝つけない。ねえ、このマスク外してもいい? すこしくらい薄着させて。もういっそ外とかでないから。アマゾンで衣料品まかなうから。ひきこもってるから。仕事とかもうたくさん! 天に見放されたニートばんざい! 社会にニードなんてされたくない。でもでも自作の小説は読んでほしい。それくらいのわがままは言ってもいいよね? 誰にともなく祈ってみる。どうよこの歩く18禁のつつしみぶかさ。みんなもすこしは見習いねぇ。選挙にいくのもだいじだけど、できればもっと謙虚にいこうぜ!


163:【おっさん】
44歳で坊主でもないのに頭皮が見え隠れし、妻子はなく、同僚たちがとんとんびょうしで昇格を果たしていくなかでただひとり若手に埋もれて新人に任されるような作業を淡々とこなしていく日々に嫌気がさすでもなく、仕事が終われば安アパートに戻り、すこしの晩酌とアイドルの動画を最新のスマホで眺めながら床に就き、なるべく長い夢を見よう、すぐあすになってしまわぬように、と言葉にするでもなく願いながら生きている、誰をうらむでもなく、誰かをうやまうでもなく、しかし誰かをうらやむのは日課のようなものであり、休日の買いだしでデパートに溢れる親子のすがたにすこしの嫉妬と憧憬と、そしてなぜかわからないが、胸がほっこりする気持ちとを抱き、なんでもない日常にあるしあわせに触れ、かってながらにわけてもらったように感じ、すこしの罪悪感と感謝の念とを誰にともなく覚えてしまう、そのお腹はぽっこりと出、けっして海にはでかけられない、恥ずかしい、しかしそう思うことすら自意識過剰に思えなくもなく、乙女でもあるまいし、いまさらじぶんの姿かたちの美醜にあたまを悩ませるのもいかがなものかと足元に伸びる影を踏む、けんけんぱ、なにもないのに地面につっかえ、よろめき、ころぶ、すれ違う主婦に失笑されることなく見て見ぬふりをされ、誤魔化しがてらにじぶんで笑うが、いそいで口に蓋をする、独りニヤニヤしていたのでは不審者と間違われてしまいかねない、たまったものではない、堪えられない、あしばやに何もない自室へと駆けこみ、扉を閉めると耳に満ちる静けさに、なぜかふと泣きたくなる、振り払うようにスマホを開き、アイドルの動画に目を落とす、気づくと布団に潜りこんでいる、そういうおっさんに私はなりたい、とは、思わない、ぜんぜんまったくつゆほども。が、けっして嫌いではない、むしろ好き。なんかそう、妖怪みたいじゃろ。THE偏見。


164:【劣化】
すまん。ぐちらせてくれ。数年前のじぶんの表現を久方ぶりに見直してみた。思っていた以上に鋭いものを持って映り、なかなか捨てたもんじゃないなぁ、とほとんど赤の他人を眺めている心境で思ったものだが、しかしそれはいまのじぶんが劣化していることの傍証であり、失われたスキルがたんまりあることの示唆でもある。その失われたスキルの名を、若さという。いまより若く、そして時間を潤沢に使えた時代だったからこそ磨かれた鋭さが、かつてのいくひしにはあった。失われてから気づくものがあるというが、まさに今宵、いくひしは若さを失ったのだなぁ、とせつじつに哀しく思った。それと同時におそらくは何かが補われているのだろうと思うことにする。等価ではけっしてないが、鋭さを失った代わりに、きっとかつてはなかった何かがいまのいくひしには備わりつつある。そうだとも! そうでなくてはこまるじゃろ。失うばかりで得るものがない。まるでいくひしの生き方みたいではないか。いくひしみたいになりたくなーい。いくひしは、いくひしみたいになりたくはないよ。思うが、いくひしはいくひしなのだった。焦りばかりが募っていく。この焦りの山。どっかで換金できないかなー。鉄クズだって換金できる時代だよ。いくひしの焦り、誰か買ってくれないかなー。くれないかー。タダでいいから引き取ってほしい。息の根ごと引き取ってほしい。そんでいくひし生まれ変わるの。つぎこそは、しごくまっとうな人間に☆


165:【いいかい】
いいかい。たとえ価値がなくとも何かを生みだす行為は尊いんだ。糞にだって生態系を維持するための役割がないわけじゃあない。過剰な糞はあべこべに生態系を崩しさえする。単なる糞が毒にすらなるんだ。薬にならない理由があるかい。でもね。何も生みださなくなったらお終いだ。おまえさん、この半年、いったいいくつの物語を紡いだね。なに。ゼロだって。はん。いっぺん死んだほうがいいね。地獄巡りにでも行ってきな。ゼロから鍛え直したほうがいい。或いは、ゼロから這いあがる機会がようやく巡ってきたのかもしれないねぇ。


166:【の予定】
文学フリマ京都編。らいねんいちがつにあるらしい。新作一気に大放出するっきゃないな。SDカードに詰めて一個五百円で投げ売りだい。欲しいひとにはイチオシ新作の冊子をつけてやろう。むろんそれはオマケだのでタダだ。物足りない気もするので、「文学フリマ京都編」なる短編をつくり、コンビニのコピーで大量に刷ってバラまいてやろう。買い手がつくかは分からんので、イベントが終わるまではブース放置で京都の街並みを散策だい。


167:【いいじゃないか】
いいじゃないかべつに。何を生みださずとも。そうかんたんに終われはしない。終われはしないんだ。いいじゃないかあるがままをただ受け入れたって。ただそのしゅんかん、しゅんかんを楽しんで。いいや、楽しむ必要もない。くるしんだっていいし、なにも感じなくたっていい。生きることがそんなにえらいのかえ。死ぬことがそんなにわるいのかえ。死んだように生きていたっていいじゃないか。誰に迷惑をかけるでもなし。迷惑をかけたって、かけるからこそ、死んだように生きたっていいじゃないか。生きているかぎりひとは迷惑をかけつづけるものなのだから。迷惑をふりまくことこそ生きているってことではないのかえ。ちがうかえ。ちがったっていいじゃないか。ちがったほうがよいことなどいくらでもあるのだから。惑うことこそ人生だ。間違えるのが正解だ。


168:【よくねぇよ】
まちがえたくないもん。正解だけがほしいもん。ゴッホよりもピカソだし、カフカよりもローリングだもん。雨にはマケテいいしメロスは激怒したい。WatchMeはいっこうに私を見てくれないし芸術はかってに爆発するけどそれはいっこうにかまわない。これは清兵衛という子供と瓢箪との話であるが、そこに私は加われない。


169:【自慰過剰野郎】
「死んだあとでなら評価されるとでも思ってるわけ? とんだ自慰過剰野郎じゃん。あんたさあ、数えたことあるわけ?――これまでの人生でどれだけ自慰してきたかって。ひょっとしなくとも自慰よりがんばってきたことなんてないんじゃないの。え、なに? 聞こえない。もっとはっきりしゃべって。ああそう毎日じゃないんだ。ふうん。そこまで自慰はしてないんだ、多くても二日にいっぺんなんだへえ。えらいねーとか言ってもらえるとでも思った? ねえ、なに得意げな顔してんの。ちがうでしょ、そうじゃないでしょ。あんたはそこでしょげなきゃいけないでしょわかんない? はァ……。あのさあ。自慰ですら毎日じゃないとか、じゃああんたいったいなんならつづけられんの。呼吸ですらムリじゃない? どうせ無呼吸症候群で夜中は止まっててフガフガ死にかけてんじゃないの。むしろ止めれば? ねえ、あんた今すぐ息の根止めちゃえば? したらすこしは空気が澄んであんたの存在価値もほんのすこしは高まるかもねっていうか、そもそもあんたに価値なんてないから。大気が穢れてるのはもとからあんたのせいだから。じゃあ息の根止めてとうぜんっていうか、死んでもらったところで穢れた大気はそのままじゃんね。死んでまでめいわくかけつづけるとか逆にすごくない。感心する。すごいねー。ホント真似できない。あんたみたいなの、百万回生きたって真似できない。真似したくもない。よかったねー。ゆいいつ無二の人生だよ。誰からも真似されないよ。見向きもされないよ。見向きはされたいの? バカなの? え、ちょっとまって、なに、え、泣いてんの? 努力がむくわれないって、いやいやあなたがしてたの自慰だから。自慰しかしてこなかったから。そうでしょ? ああごめんねごめん。ちがったよね。あんた自慰もまともにできないんだった。ひとりじゃできないんでしょ。他人のセックス覗き見ながらコシコシがんばらないとひとりで気持ちよくもなれないんでしょ。しょうがないよねしょうがない。だって自慰過剰野郎だもんね。過剰な自慰に走りすぎちゃったんだもんね、先端が麻痺しちゃってんだもんね。すごいねー。ほんとすごい。感心しちゃう。で、出発はいつ? 行くんでしょあの世、まだなの?」


170:【まだなの】
ふぁ×く=072の定理を発見した爺ヵ城(じいかじょう)弥五郎(やごろう)はその定理の証明のために人生を費やしたがついぞ童貞をきることなくそのながく濃ゆいいばらの道に幕を下ろした。享年69歳であった。弥五郎の発見したふぁ×く=072の定理は、けっきょくのところ「ふぁ×く」とはオナニーでしかなく、「オナニー」もまたふぁ×くでしかないという捻転した真理を垣間見られる非常に低俗な定理であった。「ふぁ×く」はギリギリのところで性行為とはならず、そこには何かしら暴力的なにゅあんすが見え隠れし、「オナニー」においてもまた、なにかしら後ろめたい罪のかほりがあたま隠して尻尾隠さず、扉を開けたその瞬間からにおいたって感じられた。非常に下品でありながらしかし、そこにはエロスとスケベの違いが極限をさまよいながらも明確に線を引いて表れた。エロスとは底のない探究心であり、スケベとは実体を伴なわない好奇心である。「おっぱいだいすき!」はスケベであるが、「ちくびコリコリー」はエロスである。また性的感応のいっさいを触発されない対象に敢えてむらむらしちゃうフェチズムは、まさしく底知れぬ探究心を思わせ、やはりこれもエロスの範疇であるとする。スカートの中身がチラリなんとか見えないものかとあたまをもたげ、太ももに目が釘付けになるのはしかしパンツなる実体を伴なわないかぎりスケベなのである。他方でパンツが見えたからといって、即座にエロスに変化するとはかぎらず、そこからさきはエロスとスケベの綱引きである。中身の中身が露出したところで明確にエロスの領分へと誘われる。いささか男性よりの主観めいた定理に思われるかもしれないが、待ってほしい。まったくの誤解である。女性がおっぱい嫌いと誰が決めた。チラリズムのよさが判らぬ女性がどこにいる。エロスに国境はない。スケベに性別なし。まさしくそここそが肝要であり、ふぁ×く=072の定理は、人間原理を越えた人間真理を仄めかす証明不要のまさしくコスモ的大発見なのであった。しかし証明不要とはいえど証明不能ではないはずだ。かくして爺ヵ城弥五郎はその人生をとおしてふぁ×く=072の定理の証明に躍起になったが、それをして「このオナニー野郎」と後ろ指をさされつづけた顛末は皮肉(ひにく)をすぎて腑抜け(ふぬけ)である。一文字ずれただけでなんともはや締まらぬ人生であろうか。こんなことならばコスモ的大発見などせずにそうそうに童貞を投げ捨て、なんら特筆すべきところのないりっぱなおとなになればよかった。そうした葛藤の末に、負け惜しみとばかりに放った弥五郎の辞世の句は、その後、多くの同胞たちに愛と勇気と汗臭い空間を、その罪のにほいとカルキくささを引き連れ、悠久のときを無理強いしたという。「オナニーは、満たされたら、おしまいだ」そのとおりである。だからどうした、というほかない戯言である。こんな毒にも薬にもならない言葉に無理強いされた彼の同胞がたくさんいた事実は誰がなんと言おうと悲劇である。まさしく道づれとしかいいようのない暴挙であった。各国はこの事態を重く受け止め、すべてをなかったものとした。かくして弥五郎の妄念によって発掘された「ふぁ×く=072の定理」は、ひとりの孤独なスケベの死によって、証明の日の目を見ぬままに、多くの同胞たちと共に、ひっそりと土臭い闇のなかへと葬られたのであった。(完)

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