• ミステリー
  • 異世界ファンタジー

新作、連載開始

 あくまで仮題ですが、『異世界動物記』の連載を開始しました。大雑把に話の内容を説明すると、ファンタジー世界に存在する魔物を、生物としてきちんとした図鑑を作っていく話です。

 タイトルの通り、『シートン動物記』がモチーフ。『シートン動物記』というのは図鑑でも何でもなくて、博物学者のシートンによる、実体験を基にしたノンフィクション小説のようなもので、仮にフィクションだったとしても、動物の生態は必ず事実に基づいています。
 そんなシートンの著作物をモチーフにし、存在しえない生物(魔物)の図鑑を作る物語とはいったいどういうものなのでしょうか。第一回目の生物は「スライム」。第1話では主人公のアツシがスライムと女騎士に会ったところまでしか描写がありませんが、これからちゃんと図鑑を作っていきます。

 さて、何故主人公は「アツシ」なのでしょう。あまり小ネタを話したくないタイプですが、この程度は言ってもよさそうなので先に教えておきます。「シートン」が由来なのです。

 トン、を変換すると「敦」が変換で出てきます。敦厚誠実(とんこうせいじつ)のトンです。これにシートンのシ、つまり「史」をつけて「敦史」。だから名前がアツシなのです。

 閑話休題。最初に取り上げる生物がスライムということで、架空の生物であるスライムをどう生物として組み上げていくか。実際に存在する生物を基に、私自身がいくらかの解釈を交えて、まるで本当に存在する生物のようにしていく予定です。書き始めた、ということは、この作品におけるスライムの解釈が既にできているという事になります。

 スライム以外の魔物を取り上げることはあるのでしょうか。連載を続けることが出来ればあるいは……。ひとまずはスライム編を完結できるよう努力していきます。それでは、皆さま是非ともご贔屓に。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する