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レビュー御礼と、本日の投稿作品3本について

こんばんは。

今日は書きすぎた、加賀倉です。

嬉しい報告です。

亘理ちょき 様より、

拙作、SF連載『赤いサテンクロス』https://kakuyomu.jp/works/16818093090902397227

に、素敵なレビューコメントをいただきました。

ありがとうございます。

「理屈じゃない! 本能で感じるんだ!」ということですが、まさに私の意図通りのことを感じとってくださり、本当に嬉しいです。

↓下記、亘理ちょき様の、トップページリンクです。
https://kakuyomu.jp/users/watari_choki


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そして、本日は中型評論三本です。

『免許の裏側より繋がりし悪夢』
https://kakuyomu.jp/works/16818093091887500619/episodes/16818093091887636844
臓器提供について、です。己が命を守る、ほんの少しの知恵になれば、と思います。


『原発が儲かるしくみ』
https://kakuyomu.jp/works/16818093091895531256/episodes/16818093091895650759
こちら、早速コメント三件もいただいております。激アツコメントもあり、嬉しいですね。かなり自信作です。


『牛乳をやめると骨が強くなる??』
https://kakuyomu.jp/works/16818093091911747615/episodes/16818093091911999001
また加賀倉がなんか言ってるわ、と印象を与えてしまいそうですが、しっかりと根拠を示してお伝えします。

2件のコメント

  • なるほどですね。
    牛乳の代わりにどんなものを摂取すれば、骨粗鬆症を防げますか?
    てか、骨を強くすることができますか?
    てか、そもそも骨ってそんなに老化するものなのか、教えていただきたいです、
  • 七月七日-フヅキナノカさん

    ご質問を、ありがとうございます。

    まずは、骨の大部分を占める、つまり基礎となるタンパク質を充分量取らなければなりません。骨の大雑把な形成過程は、コラーゲン(タンパク質の一種、アミノ酸から合成されます)→軟骨→硬い骨です。ちなみにコラーゲンそのものを食べても、いったんタンパク質→アミノ酸と消化で分解されて、各種のタンパク質に合成されるだけなので、無理にコラーゲンそのものからタンパク質を摂取する必要はありません。お好みの体に合ったタンパク源をお選びください。

    そして『牛乳をやめると骨が強くなる??』の中で述べたことから導くと、兄弟の元素カルシウムとマグネシウムは、ちょうどいい割合で摂取、どちらか極端な量になるとだめです。

    カルシウムとマグネシウムは、重さ比で、2:1を意識で摂取するのが良いですが、カルシウム拮抗剤(カルシウムの血管収縮作用を阻害して血圧低下を促す)などを飲んでいる場合は、その影響がどの程度のものなのかはっきり言ってわかりませんので、推奨摂取比率は変わってくるかと思います。2:1はあくまで薬や基礎疾患のない、フラットな状態での比率です。

    そして、歩く、軽い運動をする。毎日適度な負荷をかけて骨に「強くある必要があるぞ」と思わせる。でないと、人体はおバカさんなので、「骨に栄養回さんでもいけるわぁ」と判断して骨の中のミネラル、とくにカルシウムを血中に向かって溶かして捨ててしまいます。

    また、外が晴れていれば歩くことと同義になりますが、日光を毎日浴びることです。日光を浴びると、コレステロールからビタミンDというのが作られ、ビタミンDはカルシウムの骨への定着をサポートします。

    ここまでくるとお気づきかもしれませんが、カルシウムは、たし算するというよりも、引き算されないように対策を打つことが重要です。一般的な食事が可能な人、特別な事情を抱えていない人の健康は、足し算ではなく引き算によって促進されます。現代人は飽食です。

    骨は他の体の部位と同じでもちろん老化します。家の基礎、骨組みの柱たちと同じです。骨を作る能力が下がるのはもちろんありますが、老化とともに運動量が低下し、先ほどあげたような体のおバカな判断でどんどん骨を重要度低としてコストカットをしていくので、みるみるうちにスカスカになっていきます。

    食事的観点での手っ取り早い骨の健康維持方法は、日本人であれば伝統的な日本食を、腹八分目でとることです。特定のこれを取ればいい、などということはありません。薬による調整は全てのバランスが崩れて台無しになるので、安易に手を出すべきではありません。それは最終手段です。ラクして健康になれる薬など存在しません。薬はあくまで深刻な基礎疾患の方のための命綱か、あるいはもしものときの補助であり、平時に体を作るのは、自然の恵みと、己の体自身です。
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