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【二時間】祖母と世界情勢について議論しました。

こんばんは。

さきほど、祖母と議論が白熱しました。

議題はウクライナ情勢を中心としたNATOとロシアの対立についてです。

ここで一つ、〒L匕"の偏向報道がヤバいので、ロシアという国はひどく誤解されがちだ、という前置きをしてから……

祖母はロシアのプーチン氏のことを、凶悪な侵略者だと考えているそうなのですが……

私は、全くもってそうは思いません。

最近では、オールドメディアの不可解な、重ね重ねの偏向報道に疑問を抱き、日本の、ひいては世界の各種の真実に気付きつつある人が増えているように思われます。

ロシアのウクライナにおける特別軍事作戦(ウクライナ侵攻、という歪曲した見方は非常に危険です)も、その一例です。

この作戦、経緯が非常に複雑なのですが(どれだけ少なくともソ連崩壊前後のいわゆる西対東の流れを抑えるべきではあります。西側は、ソ連崩壊後にNATOを東方拡大しないと約束したのに破って、色々拗れました)、とにかくロシア側は2022年のあの頃、先制攻撃はしていません。ウクライナ軍(これは本質としては西の軍事同盟であるNATOの軍であり、ウクライナの人々は被害者であることを忘れてはいけません)が先に、ウクライナ人、ロシア人ともども罪のないスラブ民族を危険に晒して先制攻撃をしかけています。

その一週間後くらいに、「侵攻」と捻じ曲げられて報じられたロシアの反撃が始まったわけです。

クリミアやドンバスの大多数の人々は、「正規の住民投票」をへてロシアに入りたいと声を上げたわけです。その理由の一つとしては、彼らの中にはウクライナ語ではなくロシア語を母語する人が多く、ウクライナ語を半ば強制されると仕事で不都合が生じる、などあります。ちなみにこれはWikipediaにさえ載っているような情報です。

また、話は少しズレますが、WW2後、ロシアと日本は日ソ共同宣言で国交は回復しましたが和平は結んでおらず、和平を結んでから北方領土についての議論を進めると宣言の中で明文化されているにもかかわらず、しかもロシアには和平交渉の意志があるにもかかわらず、米からの圧力で日本は和平を結ばないままにルールを無視して、ただただ北方領土を返せ、ロシアは悪い、とばかり叫んでいます(もちろんその土地にルーツを持つ人々にとっては辛いことであるのには変わりませんしその事実を無視したいわけではありません)。

ロシアというのは、ルールに対して非常に厳格な国です(国民性として、私はそんな印象すらもちます)。国際法を犯さないように一手一手を打ちます。なので、相手に先に1やられたら、舐められないよう、そして何より国防のために、1はやり返します。これは悲しいことではありますが、戦争という国際法上認められた国家間のやり合いとして、おかしなことではありません。もちろん人道的観点からは殺し合いが正当化されてしまうのはおかしな話ですし、1人も犠牲者が出るべきではないのですが、苦しい選択です。ですがロシアが優位にたった上で停戦を申し出てもウクライナ軍(本質的にはNATO、繰り返しますがウクライナの人々は被害者です)が応じないので、攻撃に対しては応戦する、これは避けられないわけです。

ロシアへの北朝鮮軍派兵は、ロシアの北朝鮮が軍事同盟を結んでいるので何ら自然な現象なのですが、日本のオールドメディアはさも悪い行いのように報じています(もちろん兵隊なんていない世界があればその方がいいです)。北朝鮮というのは案外律儀な国で、第四次中東戦争の時も、遠方ではあるが同胞のエジプト軍に向けて、パイロットの小隊を送ったりしています。かの英雄アントニオ猪木が、しばしば「日本は北朝鮮の人たちを誤解している」という趣旨の発言をしていた理由の一つかもしれませんね。

ロシア含むBRICS陣営(これはNATOのような軍事同盟ではないことを強調しておきます)にアジア新興諸国、アフリカ諸国、つまりグローバルサウスと呼ばれる国々が流れているのは……それらの国々の十五世紀以降の歴史を見ればわかりやすいです。イギリス、フランス、オランダ、ポルトガル、スペイン、ドイツ、イタリア、などは、それらの国々を植民地にしたりして、言語が残ったり資本が残ったりしています。まぁロシア(にあたる国)が当時それほど強くなかったとか、やりたくても植民地政策する余裕がなかったとか、色んな反論はあると思いますが、とにかくそういったグローバルサウスの国々が、ロシアに恨みをもつような何かがあったかと聞かれると……どうでしょう、わたしは思いつきません。つまり、彼らが西側でなくBRICSに流れるのは、自然のように思います。

と、親ロシア派というか、見る人が見ればロシア崇拝の過激派のような内容になっているのかもしれませんが……

以上のようなことを、私は自信を持って真実として見ていますし、かつそれらは日本含めいわゆる西側陣営の各種オールドメディアに行き着く頃には、検閲をくらって封殺されています。

Xのロシア語利用者や、英語圏の西側批判の立場をとる人々の投稿を、翻訳機能など使ってぜひ見てみてください。日本のオールドメディアの報道とは真逆の声が多数あります。どの声を信じるかは強制できませんし人それぞれですが、少なくとも言えるのは、日本のメディアからは得られない情報がたくさんあります。

対立するA、B二者についての情報というのは、①A視点の情報②B視点の情報③A、Bどちらでも無い視点の情報、少なくとも以上の三視点から見るべきだと考えます(なので私は何かについて知りたい時、視点の異なると思われる三種の書籍を買って読み比べます)。

今回の場合、Aを西側、Bをロシアと置くとすれば、日本にいれば、西側の情報は嫌でもたくさん入ってくるわけです。なのでロシアが発信している情報や、利害関係のないと思われる立場からの情報を積極的に仕入れるわけです。

上記の私の主張は、その末での判断になるわけですが……皆様はどういった考えをお持ちでしょうか?

ちなみに誤解のないように強調しておきますが、私はただただ「平和」を求めるだけであって、ロシアという国をレッテルとして推したいわけではありません。ひょっとすると私自身、とんでもない罠・陰謀に嵌められている可能性だってゼロではないわけなので……このノートを鵜呑みにはしないでいただきたいです。

1件のコメント

  • コメント失礼します。

    加賀倉 創作様の考えに同意します。

    私としてもメディアのやり方には苦笑してしまいますし、偏りを感じることも多いですね。

    今のこの世界は正義と悪しかない、というある意味極端な認識で溢れています。

    けれども、みなさんが視点を高く持って今を生きていけることを私は願っています。

    長文失礼しました。

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