インターステラー 、見てきました。
巨大スクリーンでの鑑賞はやはりレベチでした。
物理学者のキップソーン大先生と、大監督ノーランには本当に土下座レベルの感謝です。たった数千円でこんな映画体験ができるなんて……幸せです。
やはり重力っておもろいです。重力そのものも興味深いものなのですが……やはり大監督ノーランは科学を堅苦しいものでなく「エモ」をぶちこんでとっつき易くする天才です。劇中では「愛」という名の《重き力》がめちゃくちゃキーになります。「愛を観測する」って表現が出てきますが、初見では意味不明だったんですが、鑑賞を重ねるうちに解像度が上がって、「ああ、そういうことか」となり、自分も「愛、観測してぇ!」ってなります(イミフ)。
そしてこれは半分冗談ですが(半分本気)、「愛は地球を救う」がインターステラーで体現されるわけですから、もはやどこぞやの特番よりもインターステラー 二十四時間耐久にしませんか?日本国民の科学リテラシーも確実に上がるのでとても有意義だと思います。
あと、最後に厚顔無恥なことに、インターステラー再上映に壮大な便乗をしておきます。
加賀倉も、これまで書いてきたSF小説の中で、宇宙とか、重力とか、時間とか、相対性理論(主に一般の方に焦点を当ててます)を取り扱ってきました。
そこで以下の過去作品の紹介、となるのですが、宇宙船着陸の描写やら物理の知識や理論の説明を結構しっかりめにしておりますので、もしありがたくもご興味ございましたら、ぜひ。
(びっくりするくらい読まれていないので……という安直過ぎる理由ももちろんございます)
・『疑惑の銀幕』
アポロ計画の知られざる真実(創作)を描きました。拘りポイントは月面着陸描写です。
https://kakuyomu.jp/works/16818093083372061869・『半減期加速器〜ハーフライフアクセラレイター〜』
放射性物質の半減期と、重力と時間についての理論(=一般相対性理論)を掛け合わせたキマイラ的小説です。個人的に三本の指に入る自信作(発想的な話しで)です。
https://kakuyomu.jp/works/16818093083309276247・『はしご』
時間に対する異常なこだわりを持つ部族に、相対性理論を授けたらどうなるのか、という思考実験的SFです。
https://kakuyomu.jp/works/16818093075280089690