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一角と千角3 外伝 神野さんとおばさん



神野さん、私の腰痛もどうにかしていただけると嬉しいのですが。
ただいま絶賛腰痛でして、はい。
え、何もしていないからだめって?
えーーー、真面目に目立たずこそこそ生きているじゃないですが。
そりゃご飯食べた後にお菓子ぐらい食べますよ。
え、人はそんなに食べないって?
嘘でしょ?
みんな食べますよ。
それに外にも行かずに家でじっとして人に迷惑なんてかけていませんよ。
えっ、人は出歩くものなんですか?
ゴールデンウイーク?
えっ、今日がそうなんですか?
いやあ私は家にいますよ。
渋滞の映像見ながらあーあ、とか。
てか動けって?動けば腰痛なんて消えるって?
だって今年は早くから暑いもん。
熱中症になったら責任取ってくれるんですか?
歩けって簡単に言いますが歩かなきゃいけないんですよ、
足をね、こうやってこうやって動かすんですよ、
それに家を出たら歩いてまた帰って来なきゃならないんですよ、
面倒くさいです。

あ、ちょっと神野さん、どこ行ったんですか。
かくれんぼいやですよ、
だから私にもネクタル一滴で良いから飲ませてくださいよ、
すこーし舐めるだけで良いから。

ちょっとー、神野さーん、
ネクタルーーーー。



と言う事で
神野さんは本気を出すと
ユピテルとセメレの様な事になるので
超セーブモードです。



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