この小説は多分自分の処女作。
カクヨムの存在を知る前に書いたもので、まともに書いた初めての小説だと思います。
この話、出来上がった経緯の方が面白いかもしれないんですよね。
きっかけとなった出来事は去年の遠足の後の会話でした。
だいたいで紹介しますね。(前後の会話端折って)
勝手に書いてもいいかな? (小説書いた時点でもういいよね? 許可取ったようなもんだよね?)
作者には変わった(って言ったらダメか。愛すべき? 素敵な?)お友達がいまして。その日も喋っていたんですよ。グラウンドで。(←駅までの道をショートカットするのに丁度いいんですよ。)
「まりあ」と「瑠奈」のモデルになった2人なのでその名前で話しますね。
まりあ
「瑠奈ちゃんが好きな人が100人いたとするじゃん? そのうちの自分以外の99人を殺したらさ、私は瑠奈ちゃんの1番になるよね?」
瑠奈
「まりあちゃん!? 私の事そんなに好き!? 」
まりあ
「うん、好きー」
瑠奈
「重たい愛は受け取れないかなー」
佐藤
「テキトーに流してるけど、ものすごいヤンデレ発言だよね?」
まりあ
「そう?」
瑠奈
「第一さ、その99人は誰なの?」
まりあ
「とりあえず瑠奈ちゃんの地元の友達全員でしょー、高校の友達でしょー、あ、瑠奈ちゃんのご両親もかなぁー?」
瑠奈・佐藤
「「待って……。普通に怖い」」
まりあ
「瑠奈ちゃんの最寄り駅行けば、地元の友達に会える?」
瑠奈
「会えるけれども、……けどもォ!!」
佐藤
「高校の友達っていうのは、佐藤も含む感じです?」
まりあ
「どうしよう?」
瑠奈
「……この子、疲れすぎて頭おかしくなり始めたのかもしれない」
まりあ
「瑠奈ちゃんのことが好きなのはまえからだよー」
佐藤
「なにこれ怖いー。無自覚ヤンデレ発言だよね」
瑠奈
「佐藤、殺されないようにね」
佐藤
「殺される前提で話さないでぇー」
まりあ
「大丈夫。殺さないよ。たぶん」
佐藤
「本の中だと死ぬパターンじゃん……」
瑠奈
「帯に『貴女以外の99人を殺したら、私は1番になれますか?』って書かれるの」
佐藤
「ありそう。てか、映画化できそう」
この時ばかりは自分も疲れていたみたいだ。まりあも同様に然りだよね?
その後、スマホのファイル? Pages? の機能で、帰りの電車に揺られて書き始めたんですね。
翌週あたりに、その友人2人に送り付けました。あはは。
楽しくなったので、違う視点で書き始めました。
個人的に、「貴女の1番になりたいの」っていうタイトル浮かんだ時に、天才かもって思うくらい楽しく書いていました。
今回も伏線回収しまーす。(登場人物の設定紹介、の間違いかもしれない)
あんまりないんだけどね。
まりあ
瑠奈ちゃん大好き系女子。何となく150cmないくらいの女の子をイメージしてた。言わずもがなサイコパス。複雑な家庭環境の元に育っていたらなんかオイシイ。
名前の由来? 特に意味は無いよ。呼びたくなっただけ。
瑠奈
「月が綺麗ですね」が書きたくて。月といって連想できる名前は……お前は「瑠奈だ!」(何この疾走感)
一応ね、吹奏楽部員の設定だったんだ。(どうでも良い)
夏芽
もうわかったでしょ? 「月が綺麗ですね」は夏目漱石のお話ですよ。夏目にしたらなんかそのまんま感じゃないですか。読み方同じで「お前は夏芽だ!」はい、夏芽が生まれましたー。(やっぱりなんだこの疾走感)
一応ね、サッカー部員の設定だったんだ。(どうでも良い)
鈴谷
彼もね、実はモデルがいたんだ。
一応ね、バスケ部の長身の頭のいいイケメンっていう設定にしておいてる。(彼に限っては名前のみの登場である)
ここまでお読みいただきありがとうございます。
こっちの話の方が長かったらどうしよう。
まあ、楽しんでいただけたというのであれば良いでしょう!
後日譚
あとがきを見たまりあ。
「まりあのあとがきで私の事書いたのね」
佐藤
「バレたかー」
まりあ
「書いてくれてなんか嬉しかったよ」
「まりあが多くの人に読まれるほど私はサイコパスだと思われるねw」
この説はマジでごめん。