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嫌な予感とミステリー週間ランキング1位

嫌な予感がしていた。
これを書くことによって、その嫌な予感が現実になってしまうのではないかという懸念があったのだ。
嫌な予感というものは、よく当たる。
望まぬ能力というやつだ。

先日、ミステリー週間ランキングで拙作『Secret』が1位になった。
こう言ってしまったはなんだが、ミステリーランキングというものは、他のランキングに比べると圧倒的に星の数が違うのだ。
異世界ファンタジーや現代ファンタジーは、星が4桁以上は当たり前。
それに対してミステリーランキングでは、星が2桁あればランキング上位に入ることができる。
これはWEB小説でのミステリーの立ち位置がいかに低いのかということを実感させられることだ。

正直、ミステリーはWEB小説向きではない!
少し前にSNSなどで「ホラー小説はWEB向きではない」といった論争があったようだが、ミステリーの方がもっと向かないと言えるだろう。
ホラー小説のランキングを見ると、星3桁は普通にいるし、需要も供給もある。
なぜ、ミステリー小説はWEB向きではないのか?
それはWEB小説界にミステリー小説を読むという人間の数が少ないからといえるだろう。大抵の人はミステリーを読むときは紙の本のはずだ。
あのページをめくる、ハラハラドキドキ感。
それがWEB小説には無いと言ってもいい。
これって何なのだろう。縦書きと横書きの差なのか?
でも、縦書きエディターとかで読んでいる人もいるだろうし……。
きっと、これがわからない限りはミステリー小説がWEBに向いていると言える日はこないだろう。

と、話を広げすぎたところで本題に戻る。
もう一度、重要なところを書こう。大切なことだから二度いう。

先日、ミステリー週間ランキングで拙作『Secret』が1位になった。

これは喜ばしいことであり、宣伝のチャンス!と思ってSNS(X)にそのことを投稿したわけですよ。
するとたくさんの「いいね」を押してもらえました。フォロワー以外の方も「いいね」してくれたり、フォローしてくれたりと嬉しい限りでした。

しかし、しかしですよ。
嫌な予感というものは当たるものです。

こういった喜ばしいことを書くと、すぐに転落する。そんなジンクスがあるとかないとか。
勝手にそんなジンクスを作り出して、嫌な予感を覚えたわけです。

はい。
もうおわかりですね。

翌日のミステリー小説週間ランキング。
1位転落。それどころか、7位くらいまで落ちていました。
そんなもんですよ。

と、いうわけで、もしまだ拙作『Secret』をお読みになられていない方がいらっしゃるようでしたら、是非ともこの機会に読んでいただけると嬉しいです。

以上、宣伝でした。
『Secret』
https://kakuyomu.jp/works/16818023211947782265

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