空気が黄色い今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
またまたお久し振りです。
前回のこちらへの浮上から、もう2ヶ月が経とうとしているのですね。
『遺形の承継者』新章の執筆を続ける日々でしたが、突然思い立ってKACに参加しました。
こういうイベントで新作を書くのは初めてになります。
自分のペースでしか創作しないたちなので、参加するつもりはまったくありませんでした。
ですが、第一回のお題「本屋」を横目に見ていた締切前夜、何を血迷ったのか「書けそうな気がする……!」と突然筆を執ってしまったのです。
元々、その話をいつか書きたいとはぼんやり思っていました。それがお題と結びつき、急に頭の中で像を結んだ……ような気がして(錯覚疑惑有り)書き始め、どうにか一話目を前編として滑り込ませました。
その結果、自分の目論見の甘さに泣くことになったのが、こちらの作品です。
KAC20231 お題「本屋」
『禁書屋の常連客』
https://kakuyomu.jp/works/16817330653922537335結局書き上げるのに一週間を要しました。前後編のつもりと言いながら、気付けば後編がどう頑張っても前編の四倍以上になってしまい、諦めて全三話の構成に……。前中後編だなどと、詭弁もいいところの文字数バランス。
ただメインで連載中の『遺形~』がファンタジー色薄いので、若干暗めのがっつりファンタジーは苦しみつつも楽しんで書きました。
さて、そんな禁書屋~の生みの苦しみの最中、次に出たお題が「ぬいぐるみ」。
書くつもりはないものの、ぬいぐるみ……と言ったらうちのちびっこ(ディル)かな~、いやあの時代設定の平民の子がそんなものを持っているはずがない……からナイナイ、とこれも横目で見つつ、とにかく禁書屋をどうにかせねば……と唸りながら毎夜PCに向かっていました。
するとまたもや締切前夜、脳内が何かを囁いたのです。
ディルとぬいぐるみではありきたりすぎる。むしろ最も遠そうなキャラクターと合わせてこそでは……? と。
次の瞬間、白羽の矢が立ったのが騎士クローブでした。
寝床で布団を被りながら、スマホで入力。私はこんなに早く文章作れたのか、というくらいあっという間に完成。
特に意味も無く公開時間に翌朝を指定して予約投稿し、就寝したのでした。
それがこちらです。
KAC20231 お題「ぬいぐるみ」
『堅物騎士と謎の贈り物』
https://kakuyomu.jp/works/16817330654059515240すぐに後編を公開すると言っておきながら別作品に脱線。
これで禁書屋の方が締められなかったらお前は完全に書き手としてダメなやつだぞ……と、背水の陣の心持ちで、昨夜どうにか仕上げて公開に至ったというわけです。
『禁書屋~』はストーリーを作るのが苦手な自分にしては、とても頑張ったと思っていますので、よろしければご覧ください。
嬉しいことに素敵なレビューもいただいてしまいましたので、せめてそちらだけでも……!
https://kakuyomu.jp/works/16817330653922537335/reviews/16817330654280376484以上、私のKAC参戦の顛末でした。
KACは恐らくこれで終わりにすると思います。
チャレンジ賞のAmazonギフトカードが当たったらいいですね。
それでは、本編の執筆に復帰します。
新章は現在、半分くらいまで書けたかなという状態です。
また長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
季節の変わり目にて、どなた様もご自愛ください。