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公募用の密室トリックを考え中……

公募用の長編のプロットを練っています。
すでにキャラクターや舞台の設定は整ったのですが、肝心の事件のトリックが全然思いつかない!
これがミステリ書きの大変なところだなと思います。
とりあえず序章的な最初の3000字は書いたので、そろそろ事件に向けて物語を進めていかなければいけません。
ミステリでなければ、なんとなく書き進めていくこともできるのかもしれませんが、本格ミステリなのできっちり事件とトリックを考えて伏線を張っておく必要があります。

密室ものにしたいのですが、なかなか思いつかないので『三つの棺』の密室講義を読み返したり、新たに鮎川哲也の「白い密室」と「赤い密室」や史上初の密室ミステリと言われるイズレイル・サングウィルの『ビッグ・ボウの殺人』などを読み漁っています。
短編の「赤い密室」は特に素晴らしいと思いました。さすがは鮎川大先生です。アリバイものだけでなく密室ものの傑作も書いていたとは!

正直、ありふれた密室トリックでも良いとは思っているんですが、バレバレでは困るわけです。
書きたい物語があるだけにもやもやしてしまいますが、これが産みの苦しみですね。
あと数週間は苦しんで頑張ってみます。
もし、おすすめの密室ミステリがあったら教えてください!

4件のコメント

  • ミステリーのトリックって、一体どうやって考えているのでしょうか?
    ジョン・ディクスン・カーの『火刑法廷』って、確か密室だったような💦
    有名すぎてご存知かと思いますが、大好きな作品です✨
  • ミステリ作家って短編含めれば鬼のように密室書きまくってますからねぇ。本当にどうやっているんでしょう?
    『火刑法廷』は有名作として知っていてすでに読んだ気になっていたのですが、よく考えてみると読んでなかったかもしれません。
    絶対に読んでみます!
  • 密室物はあまり読まないので、参考になるかわかりませんが、エドワード・D・ホックを読んでみるというのはいかかでしょうか。

    不可能犯罪物を膨大に書いているので、面白いかどうかはともかく(;^ω^)、テクニック論の勉強になるかなと。

    ちなみにカーなら「妖魔の森の家」、鮎川先生なら「道化師の檻」も大好きな作品です。

  • ホックなら確かに息をするようにトリックを考えてそうですね。怪盗ニックを1冊読んだだけですが、今度はもっと正統派のミステリのも読んでみようと思います。

    カーの「妖魔の森の家」は昔に読んだ記憶があります。たぶんトリックも覚えています。それでけ印象に残っていますね。
    「道化師の檻」は知らなかったので探してみます!
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