長編2作目です。
ジャンルはホラーですが、グロ描写は控え目だと思います。
こそっと打ち明け話ですが、「バベル」とタイトルにつけましたが、ストーリー中に登場する塔は厳密には「バベルの塔」ではありません。「バベル」と書いておけば、作品中に登場する高い塔や、大洪水のエピソードがイメージしやすいかと思ってそうつけたのですが、日本人にはあまりなじみのない感覚かもしれません。
とりあえず、作品中に「バベル」という名が一度も出て来ないのはそういう事情です。
「バベル」で「塔」ときたら、画家ブリューゲルの描いた「バベルの塔」を連想してほしいのですが、ブリューゲルは今でも美術の教科書で紹介されているのでしょうか。