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『詩集 憧憬』について

書きたいことがあって始めたこの連載。脇道に逸れた星々ののち、思い直し仕切り直しして、表題とおなじ章題で書き始めた。一応の方向性は保っていると思うが揺れていて、それに抗いきれない。書くということは逸れることかもしれない。回路を組みながらいつか迷路になって思いがけない出口に達する。潔く、それを良しと言えないながら、悪しとも言いきれず残すことになる。さて、迷路に迷路が多重しているこの詩集の、テーマ性が読む方々に表れているだろうかと不安を覚えつつ、最後の詩篇を公開するのは、まだ当分先になりそうだと、それが喜ばしいことなのか、頭かかえることなのか、判然ともせず思っている。

1件のコメント

  • 湿原工房さま

    こんばんは、帆場蔵人です。詩集へのレビューありがとうございます。レビューまで詩的に書いて頂き嬉しく思いました。
    一貫したテーマの元書くのは中々、難しいですね。僕の詩集も苦手な長い詩を書いていこうだったのが、またズレてきていますし。時に逸脱して飛躍するのも詩という舞踏の特性なのかもしれないですね。では、これにて失礼致します。
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